京都高低差崖会の「崖長」を務める、歴史学研究家の梅林秀行さん。
道の傾きや地面の高低差、街並みに残る痕跡を手がかりに、人々の暮らしや街の変遷を読み解く「空間史」を研究している。
1973年、名古屋市生まれ。幼少期から図書館に通い詰め、自ら奈良県まで足を運ぶほど歴史や古墳に魅せられた。やがて考古学の道を志し、早稲田大学へ進学し研究に没頭。
一度地元へ戻ったのち、支援活動をきっかけに京都へ移住。生活に困窮する人々などの相談に乗る傍ら、趣味で続けていた京都の街歩きでの発見をSNSに投稿するように。その発信が街歩きツアー「まいまい京都」の代表の目に留まり、ガイドを務めるように。
やがて人気番組『ブラタモリ』のパイロット版への協力・出演依頼が舞い込んだ。それらの活動や様々な出会いのもと現在は京都の大学の客員教授として念願だった研究職にも就いている。
今後は論文や書籍の発表を通じて、京都の空間史をさらに深めていきたいという。

