カカオ豆から全工程を自社で一貫管理して製造する「ビーントゥバー」を実践するチョコレート専門店「COCO KYOTO」のシェフ。ガーナ産カカオをたっぷり使用した「COCOチョコロールケーキ」は店の看板商品。京都の出身。もともと和菓子の材料を扱う会社で働いていたが、洋菓子の製造部所に配置替えになり、東京のショコラトリーに修行へ。その後、京都の会社が洋菓子部門を閉めることになるが、チョコの道を極めたいと東京に残る。20代後半の時に、過労で入院することなり辞めようと考えたが、入院中にベッドでレシピをまとめている自分がいた。『やっぱりチョコ作りが好きなんだ』とこの道を進むことを決めた。その後、2016年40歳の時、ビーントゥバーのチョコレート専門店「COCO KYOTO」を立ち上げる。カカオ豆からの加工はゼロからの挑戦。試行錯誤する日々だったが「インターナショナルチョコレートアワード」で見事賞を獲得。今はビーントゥバーの健康的なチョコレートで体も心も笑顔になってほしいと考えている。