小関さんは創業から101年のロードバイク専門店「コセキサイクリングセンター」の店主。3代目として継がれるまで、元々は一般的なサイクリング用の自転車のお店だったが、30代のころに「ロードバイク専門店」としてお店を作り替えた。ロードバイクとは、舗装路での長距離の高速走行に特化したスポーツ自転車のこと。毎年7月にフランスおよび周辺国で行われている自転車ロードレースの大会「ツール・ド・フランス」に出場する数多くのチームで使用されるプロが使う本格的なロードバイクをコセキサイクリングセンターでは取り扱う。
自転車にのめり込むきっかけは、10歳の時に父親から自作した自転車を貰ったこと。旅が好きだったので自転車でよく旅をし、高校生のころに日本全国を旅する程に。18歳のころ3代目としてお店を継ぐ。もっとスピードをあげて走りたいと考え、20代のころサイクリング用のバイクからロードバイクへ乗りかえることに。ロードバイクへの魅力にはまっていき、徐々に、お店でもロードバイクの販売を始めていく。自分のやりたいお店にしたかった・ロードバイクを知ってほしいという思いがあったそう。更には自身が監督として自身より下の年代や高校生を集めて、アマチュアのチーム「ペンギン・レーシング」を立ち上げる。現在名前を変え「PRTコセキレーシングチーム」として活動中。一番面白いと思うロードバイクをまだまだ続けていきたいと語った。