幼い頃、ひいおじいさんにもらった野の花を押し花にしていた。海外留学に憧れるものの、当時、女性には危険、という理由で断念。京都の広告代理店に勤めたのち、花屋になることを決意すると、念願の花留学で渡米。その際に出会ったプリザーブドフラワーに魅せられる。
帰国後、花屋で修行を重ね、やがて自身のお店「プンダミリア」を立ち上げる。可愛らしいマスコットと花を組み合わせた独自のアレンジメントが人気に。さらにお客さんの思い出の花を残すお店「スプン」も開設し、多くの人の心に寄り添ってきた。挑戦を続けてきた木下さんは、自立した女性の育成にも力を入れている。