旅先で出会った体に優しい食材でつくる、おむすび専門店「テンキオオゾラ」を家族で営む吉岡欣司さん。店では、発酵玄米を使ったおむすびなど、オーガニックや無添加、自然栽培を中心としたメニューを提供。吉岡さんが店頭に立ち、奥さんは発酵食品、長男はシェフ、次男は看板息子としてそれぞれの役割を担っている。
京都に生まれ、幼少期をシンガポールで過ごした吉岡さん。大学時代には潰瘍性大腸炎を患い、3か月の入院を経験し、人生を見つめ直す中で向かったのはインドへの一人旅。吉岡さんの価値観を大きく変えるきっかけとなった。
卒業後、就職するも自分の存在意義を見いだせず退社。その後、起業や挫折を経験。日本各地を日雇いで働きつつ旅を続けた。そしてタイへ。そこでのちに家族となる妻と長男に出会う。
長崎、淡路島、徳島、福岡を経て、再び京都へ。長男の「ここでおむすび屋できるんちゃう?」という一言から、家族で店を始めることに。
旅で出会った人や食材、そして家族との縁を"むすぶ"吉岡さんの挑戦はこれからも続く。

