谷口流々 谷口流々

KBS京都

毎週土曜日
あさ 9:30-10:00 放送

放送内容

#97 書店 オーナー「鳥居貴彦さん」

2020年9月19日 放送

西陣の住宅街にある4.5坪の小さな書店「待賢ブックセンター」のオーナー。古書と新刊がごちゃまぜに並ぶ「まちの本屋」だ。鳥居さんが古書にハマったきっかけは、高知大学時代に出会った古本屋。ニーチェの哲学書を探していたがなかなか見つからず、ふと見つけて入った平積みの本で人一人しか通れないような店。聞くと店主が「入り口の4番目の山の一番下あるわ。」と即答。半信半疑で見てみるとその本が出てきた。そんな職人感のある店主に感銘を受け。古本屋の沼にはまっていく。大学卒業後、出身地の長岡京に戻り、恵文社でバイトとして働くことに。その後、小さな出版社に就職するが、出版社は作った本を何千冊と販売する数字重視の仕事。数冊でもいいから、求める人に本を手渡す書店が向いていると独立。古本店の仲間たちや、高知で出会った古書店の店主に「鳥居くんの店で売ってくれ」と、たくさん本をもらった。人と人がつながりあえる書店を目指したいと考えている。

番組概要

流流とは流派によるそれぞれのやり方。流儀。物事は種々様々であること。京都を中心に活躍する人々の仕事現場に谷口キヨコが潜入!今、京都で輝く人物の流儀!それぞれが歩んできた十人十色の人生哲学を紐解く番組です!番組の最後に谷口キヨコがゲストを表す言葉を披露します!

キャスト

出演者

谷口 キヨコ (たにぐち きよこ)