缶詰を中心に食品開発のコンサルティングする会社「カンブライト」の代表。寺町京極商店街にプレミアム缶詰の専門店「ひとかん京都」をオープンさせた。もともとI Tやソフトウェア開発の世界で活躍していた井上さんは、36歳の時、カンボジアに長期出張した際に改めて日本の食の質の高さを実感し、日本の豊かな食を未来の子供たちに残したいと思うようになった。日本の食を世界に届けるためには、賞味期限が長く、常温で保存がきく缶詰が有効だと考え、全く畑違いの缶詰事業に人生をかけることに。今は地方の食を応援したいと生産者と手を組み、缶詰の受託開発を中心に事業を展開。少量多品種で高付加価値な缶詰を生み出している。