幼少時代。父親がクラシック音楽が好きでよく聞いており、レコードのジャケットにうつるヴァイオリンを神秘的に感じていた。高校卒業を控え進路をヴァイオリンの製作者と考えたが、生活面で現実的ではないと断念。28歳。ヴァイオリン製作の夢が捨てきれず、長野県のヴァイオリン製作教室へ通い始める。卒業後、30歳でヴァイオリンの聖地イタリアのクレモナの製作学校に留学。バイオリン制作者の巨匠ジオ・バッタ・モラッシーさんに弟子入りし技術を磨く。33歳で独立。国際弦楽器製作のコンクールにも積極的に出し複数入賞。39歳で帰国し、京都市で『あまのとしかず・ヴァイオリン工房』を開業。これからもいいバイオリンというものを追求していきたいと考えている。