NPO法人の事務局長を務めながら週末は野山に入り猟師として活躍しているジビエハンター。大学卒業後は大手保険会社に就職するが、自分にあっていないと退職。農村の過疎地域と都市を結ぶ橋渡しを目的としたNPO法人「いのちの里 京都村」に再就職する。そこで初めて田舎の魅力や、農作物の鳥獣被害など田舎が直面する現状を知ることになる。そんな田舎の現状を肌で感じたいと、猟師の垣内忠正さんに女性猟師の道を進められ狩猟免許を取得。平日はNPO職員として働き、週末だけ山に入って猟をする生活が始まる。ある時、お腹に赤ちゃんがいる母ジカを仕留めたことがあった。生と死に直面し、いっときは猟師をやめようとも思ったが、困っている農家のために若手の猟師として頑張らなければと、続けることを決心。命の上に立って生きていることを実感しながら猟師を続けている。