「インセクトマングローブ」は日本国内から海外の品種まで、主にクワガタムシ・カブトムシといった甲虫を扱う昆虫ショップ。
小学生の5年生のころから甲虫に興味が向き、虫の採取・飼育を楽しんでいた。社会人になり、変わらず虫を取り続けていたある日、友人からの誘いで奄美大島に行くことに。奄美大島にしか生息しない通常の国内の昆虫とは別種である「離島固有種」を知る。今まで見たことがない昆虫がたくさんいることに感動し、離島固有種のとりこに。
ある日、1000頭以上の昆虫を所持しており、昆虫ショップができるのではないかと考え、27歳の時に山科で店舗を開店。南西諸島のマングローブ林は、潮の満ち引きで様々な生態系を引き起こすことに感動し、それを店の名前にした「インセクトマングローブ」をオープン。しかし本業の運送業を続けながらショップをしていたため「南西諸島の遠征」「本業」「ショップ」のすべてを続けた結果、体調を壊してしまう。一度お店を閉めるが、2022年に北山で店舗として復活し現在に至る。
虫とは一見関わりのない業界と関わって、色々な事を引き起こすマングローブ林のようになりたいと考えている。