1,800以上の世界中の風景を部屋に再現する窓の形をしたディスプレイ「アトモフ ウィンドウ」を手掛ける企業の代表。中にはJAXAと提携して国際宇宙ステーションから撮った地球の姿や、ネットフリックスの「ストレンジャー・シングス」とコラボした風景も。アトモフウィンドウを思いついたきっかけは、南カリフォルニア大学の留学中に過ごした部屋から見えた殺風景な窓の景色。自身の挫折と重なってこの窓がストレスの原因なのかもしれないと思ったこと。2014年に株式会社アトモフを立ち上げ、クラウドファンディングで資金を集めて製品を開発。誰もが家から出ることが出来なかったコロナ禍に注目を集め、今は、世界中で2万5千台以上を販売。これからは「アトモフ ウィンドウ」の機能を拡張してインタラクティブにし、生活の質をあげられるようにしたいと考えている。