番組審議会

3月番組審議委員会

開催日 令和5年3月28日(月)午後4時~5時30分
開催場所 KBS京都放送会館 3階 第3会議室
出席者 審議委員8名

議題

テレビ・ラジオ4月番組改編説明

テレビ番組『冬の京都2023 ~伝統息づく和の源流・丹後~』について合評

 例会ではまず、テレビ編成局長、ラジオ編成制作局長からテレビ・ラジオ4月改編のポイントについて説明を行いました。
 テレビでは、土曜日の競馬番組「うまDOKI」のMCにモデルでタレントのほのかさんを起用すること、年4回の不定期放送でスタートし好評を得ている「おやじ京都吞み」を、偶数月の年6回に放送を増やすことなどを紹介しました。
 また、ラジオでは、関西ジャニーズJr.のユニットAmBitiousのメンバーで活躍する、京都出身・小柴陸さんの初めての冠番組「AmBitious小柴陸ただいま上陸中!」や相埜裕樹アナウンサー、佐藤由菜アナウンサーの番組もスタートすることが紹介されました。
 番組の合評では、今月の合評対象番組であるテレビ番組『冬の京都2023~伝統息づく和の源流・丹後』について、各委員が意見を述べました。
 制作担当者からは「BS11との共同制作で、春の桜、夏の祇園祭・五山送り火、秋の紅葉中継をお送りしていましたが、初めての冬の京都をテーマとする番組です。春、夏、秋の生放送と、すべて編集する形で制作しました。京都市内を紹介する番組は多く制作されていますので、冬の京都をテーマに番組制作をするなら、京都府北部の丹後地域にスポットを当てて、全国の皆さまにお届けをしたいと思いました。また、旅番組、グルメ番組ではなく、そこに住む職人目線での魅力をお届けしたいと思い、彼らの人柄もうまく引き出すために京丹後市大宮町出身で、京丹後市観光大使の太川陽介さんに出演をお願いしました。番組全体の雰囲気としては、65歳以上の方を主な視聴ターゲット層に想定しましたので、 ゆったりとした番組内容で、BGMも控えめにし、テロップも少なくしました。テレビを通しての美しい映像にもこだわり、映画のような質感で撮影できるカメラを使用してロケに臨みました。」との説明がありました。
 委員からは「映像が本当に美しく、丹後の山と海、特に雪景色の山々がとても美しく映されていた」「太川さんが子供時代の思い出など、地元出身であることを生かして丹後の魅力を伝えていた」「地方移住の難しさも伝えてほしかった」「酒蔵の紹介部分が長く、最後は宣伝のように思えた」「移住した職人を中心に取り上げているところが良かった」「太川さんが最後に心を込めて「いいとこですよ」とおっしゃった一言が全てを物語っていた」「丹後の奥深さ、懐の深さを職人で繋ぐことで映像にできたのは、本当に良い企画だったが90分はちょっと長かった」「長く丹後を離れていた方なので、ふるさとに向き合ったときに内容が薄く感じた」「移住された方と地元の方の話も聞いてみたかった」「太川さんが雪景色を眺めながらお酒を飲んでいるシーンがとても良くて、お酒の美味しさが伝わってきた」「丹後の自然や食材に魅力を感じて移住し、地域を活性化させようと取り組んでおられることがわかった」「藤織り(ふじおり)が弥生時代からで布の原点と初めて知った」「過疎化が大きな問題ではないかと思うので、視聴対象を65歳以上の男女というよりも、若い人に対しても広げるべきなのではないか」などのご意見をいただきました。

(番組審議会事務局)

令和4年度 株式会社京都放送 番組審議会委員(3月例会出席者)
若林 卯兵衛 (株)若林佛具製作所 取締役相談役
平林 幸子 京都中央信用金庫 相談役
松本 和加子 京都市文化観光資源保護財団 専務理事
松田 規久子 京都新聞社 編集局文化部長
雨宮 章 京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長
寺脇 研 京都芸術大学 理事
新村 恭 一般財団法人 新村出記念財団 嘱託
森本 淳生 京都大学人文科学研究所 准教授

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