ラジオ放送番組の編集に関する基本計画

ラジオ放送番組の編集に関する基本計画

株式会社京都放送は「放送法第四条、第五条」の規定により定めた当社の放送基準に基づいて、ラジオ放送の番組を制作・編集する。

1.ラジオ放送番組編集の基本方針

  • 京都放送は電波を国民から負託されているという公共的使命を認識し、民主主義に基づく言論、表現の自由を守るとともに、公共の福祉と国民文化の向上を図ること、あわせて地域の産業経済の発展に貢献することを放送の目的とする。
  • 放送の種類は、報道番組、教育番組、教養番組、娯楽番組、その他番組(通信販売番組・その他番組)とする。

2.ラジオ放送番組編集の基本計画

  1. 番組相互の調和
    番組の編成にあたっては、番組意図、聴取対象、生活時間等を考慮して、報道番組、教育番組、教養番組、娯楽番組、その他番組の相互の調和を保つよう考慮する。
  2. 放送時間
    番組の放送時間の設定にあたっては、当該番組内容と聴取者の生活時間等を勘案し、聴取者に提供できるよう計画的かつ持続的な番組編成を行う。また、社会的に関心の高い事象が突発した場合は、定時番組の一部を変更または中止して、当該事象を主題とした特別番組を編成するなど、番組の編成に弾力を持たせる。番組の編成は1日24時間の終日放送を基本とし、放送機器の保守点検のために1週間に1度3時間程度の放送休止時間を設け、週間を通じて合計165時間程度の放送を行う。
  3. 番組の種別毎の編集計画
    1. 報道番組
      事実を公平かつ迅速に伝達し、地域社会に貢献しうるニュース報道に努める。全国ニュース、ローカルニュース、天気予報は原則として毎正時前に放送し、更に臨機応変にニュース速報を設定し、災害時などあらゆる事象の速報に対処できるように編集する。定時ニュース、天気予報と並んでニュース解説、生活情報などの報道番組を編集し、地域社会との結びつきを強化する。
    2. 教育番組
      広く聴取者の健全な知識、技能等の資質を培うのに役立つ意図のもとに編集する。
    3. 教養番組
      聴取者が時代に即応した生活の知識を深め、文化の向上と豊かな情操を養うのに役立つ番組の編集に努める。
    4. 娯楽番組
      常に公序良俗に反することのないように、番組の品位及び表現方法について十分配慮し、明るく健全な内容とするよう編集に努める。
    5. その他番組(通信販売番組・その他番組)
      放送番組の持つ社会的役割と責任を十分認識し、関係法規及び当社の放送基準に基づいて編成する。

以上

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