番組審議会

5月番組審議委員会

開催年月日
令和7年5月26日(月)午後4時~5時
開催場所
KBS京都放送会館 3階 第3会議室
委員の出席
森本淳生、平林幸子、山本範子、松本邦子、野村多加世、松本和加子
議題

・テレビ番組『京都府立植物園100周年特別番組 エバーグリーン~いつも、いつまでも、心に緑を~』について合評

例会では今月の合評対象番組であるテレビ番組「京都府立植物園100周年特別番組 エバーグリーン~いつも、いつまでも、心に緑を~」について各委員が意見を述べました。

番組担当者からは「この番組は、公立の植物園として最古の歴史を持つ京都府立植物園開園100周年の節目として制作された特別番組です。昨年ご審議いただいた京都市動物園120周年特番と同様、レギュラー報道番組「きょうとDays 」で特集を組み、今年3月の特番へと繋げました。いつも番組を制作する際、タイトルで悩むのですが、今回は先に「エバーグリーン」というタイトルを思いつきました。植物園があることは平和で穏やかな京都の象徴であり、私たちの心を豊かに潤してくれる存在だと思い、これまでの歴史を振り返り、未来にも続くことを願ってつけました。1年かけて取材をしましたが、夜中のショクダイオオコンニャクの開花や早朝の恐竜展の準備、府外調査等、1人で取材・撮影した場面も多く、カメラワークの苦労はあったものの、楽しんで制作ができました。

こだわった点は、植物園という静のモチーフなので、視聴者を惹きつけるため、京都府文化観光大使でもある俳優の常盤貴子さんに案内役のナレーションを依頼しました。また、樹齢100年を超すヒマラヤスギを擬人化し、歴史や今を語ってもらう手法をとりました。声は近藤芳正さんに依頼し、メリハリをつけ、飽きさせない工夫をしました。地元の金融機関3社を初め、多くの企業の方にご協賛いただいたことに加え、全国11局でも放送され、他局からの関心も高い番組となりました。」と説明がありました。

委員からは「大変興味深く、面白い番組だった」「植物がモチーフで映像が地味になってしまう中、常盤貴子さん、近藤芳正さんの起用は成功だと思う」「連合軍の住宅があった等、植物園の歴史にも触れるなど、メリハリのある構成で良かった」「撮りためて放送できなかった映像も多いということなので、30分ではなくもっと長い時間でもよかった」「常盤さんと近藤さんの絡みがなく、常盤さんが説明的なナレーションのみなのはちょっともったいなかった」などの意見をいただきました。

(番組審議会事務局)

令和6年度 株式会社京都放送 番組審議会委員 (5月例会出席者)

森本 淳生京都大学人文科学研究所 所長
平林 幸子元京都中央信用金庫 副理事長
山本 範子京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長
松本 邦子㈱京都新聞社 編集局 文化部長
野村 多加世立命館中学校・高等学校 非常勤講師
松本 和加子京都市文化観光資源保護財団 専務理事
  • ちびっ子イングリッシュコンテスト
  • 海と日本in京都
  • 自転車交通安全CMコンテスト2025
  • 高校野球
  • きょうと危機管理WEB
  • 違法だよ!あげるくん
  • KBS京都ONLE SHOP(BASE)