番組審議会

4月番組審議委員会

開催年月日
令和7年4月28日(月)午後4時~5時
開催場所
KBS京都放送会館 3階 第3会議室
委員の出席
森本淳生、平林幸子、山本範子、松本邦子、野村多加世、鈴鹿可奈子
議題

・放送番組の種別(2024年10月~2025年3月分)
・ラジオ番組『高松伸の建築物語Ⅱ』について合評

例会では、テレビ放送番組の種別の公表制度に基づき、テレビ編成局長が昨年10月から今年3月の期間の毎月第3週の「放送番組の種別ごとの総放送時間」「CMの総放送時間」「個々の放送番組の種別」について報告しました。その後、今月の合評対象番組であるラジオ番組「高松伸の建築物語Ⅱ」について各委員が意見を述べました。

合評に先立ち、番組担当者から「この番組は、世界的建築家で、京都大学の名誉教授でもある高松伸さんの13年振りの番組です。シーズンⅠは2011年10月から2012年3月まで半年間放送しておりました。歴史や文化、それから人の暮らしなどを建築という視点を通して紐解いていくというコンセプトで、30分の録音番組となっております。高松さんのスケジュールの関係等から放送期間は半年間、隔週放送という変則的な形での放送です。

今回お聴きいただいたのは初回の3/31と2回目の4/14の分です。初回の冒頭では、再び番組を始めるきっかけとなったエピソードから、世界を舞台に活躍される高松さんが建築の道に入るきっかけ、さらに自らの作品などについて話されています。初回は高松さんと佐藤彩加アナウンサーの2人でしたが、基本的にはゲストを2回にわたってお呼びする形です。

2回目の放送では、大阪・関西万博で高松さんの設計したパビリオンでタッグを組まれた西陣織「細尾」の細尾真孝さんをゲストにお迎えしました。伝統的な西陣織の技法と最先端のテクノロジーが合わさった話、粉塵の関係で、まさかの張り替えという貴重なエピソード、また西陣織の未来について等、京都ならではのお話を伺うことができました。」と説明がありました。

委員からは「歯切れのよい語り口が心地よい」「絵が浮かぶような説明の上手さで、興味深く聴けた」「自分が手掛けた京都の建築物を具体的に挙げられていたので、イメージしやすくかった」「パビリオンの苦労話が、伝統とテクノロジーの融合なのは、今回の万博にあっている」「万博期間中という良いタイミングでOAされていて、観に行きたいと感じた」「佐藤アナウンサーは、話の邪魔にならないよう、良い感じで合いの手を入れていた」「ずっとBGMがなっているのが気になった」「新番組開始と万博開幕の時期のものということもあるが、景気のいい話ばかりで違和感があった」などの意見をいただきました。

(番組審議会事務局)

令和6年度 株式会社京都放送 番組審議会委員 (4月例会出席者)

森本 淳生京都大学人文科学研究所 所長
平林 幸子元京都中央信用金庫 副理事長
山本 範子京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長
松本 邦子㈱京都新聞社 編集局 文化部長
野村 多加世立命館中学校・高等学校 非常勤講師
鈴鹿 可奈子聖護院八ッ橋総本店 代表取締役社長

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