番組審議会

1月番組審議委員会

開催日 令和4年1月12日(月)〜1月26日(水) 期間中に意見集約
開催場所 文書により、委員から意見を提出していただく形での実施
出席者 審議委員9名

議題

テレビ番組『おめでとう!京都サンガF.C. J1昇格特番』について合評

 1月例会は新型コロナウイルス感染が急拡大したことから当初の予定を急遽変更し、番組を視聴しての感想や意見を各委員から文書で提出していただく形で実施しました。
 番組の合評では、今月の合評対象番組であるテレビ番組『おめでとう!京都サンガF.C. J1昇格特番』について、各委員が意見を提出しました。
 まず制作担当者から「12年ぶりとなるJ1昇格を決めた京都サンガF.C.の今シーズンを振り返り、お祝いする特別番組です。今シーズンのサンガの戦いを振り返るとともに、チームの中心選手である宮吉拓実選手と松田天馬選手をスタジオにお招きして収録した海平アナとのトーク、就任1年でサンガをJ1に導いた曺貴裁監督の独占インタビューやサポーターが選ぶMVPなどの企画を通してサンガの昇格までの軌跡を振り返りました。ファンの皆様が楽しめることはもちろん、普段京都サンガに興味がない人が見ても、分かるように意識して制作しました。」との説明がありました。
 委員からは「全体としてメリハリがあって飽きずに最後まで見ることができた」「KBSならではの良い番組だったと思います。」「昇格特番の放送は大歓迎で、もう一度うれしさを味わおうとしたファンも多いのではないか。」「丁寧に1年間の戦いぶりを振り返っていただきよく分かりました。」「サポーターに丁寧にインタビューを重ね、多くの人たちの生の声が紹介されていたところからは、スタッフの方々の日頃の取材努力がよく分かりました。」「ファンの方の意見が多かったため、この快挙をどれだけ皆が待ち望んでいたかが伝わってきて、応援したくなりました。」「サポーターへのインタビューのシーンが頻繁に出てきたが、感想や選手へのエールは、『感動した』『頑張って』など、殆ど同じになるので、段々飽きてくる。」「祝祭気分を前面に出しての番組とはいえ、森谷・海平おふたりのはしゃぎ様に違和感を覚えてならなかった。」「アナウンサーのお二人のテンションも、スポーツ番組らしく盛り上がりを高めてくださって、飽きない作りだったと思います。」「勝って兜の緒を締めよ、これまでの課題も見据えて冷静に情勢をみる、そのような反面も番組のニュアンスには必要だった」「普段サンガに興味がない人が見ても、分かるようにという意図は成功していないように思われる。」「サンガの歩んできた歴史・選手の方々を知らない者としても、引き込まれるように観ることが出来る番組でした。」「今シーズンを振り返るところで、昇格ラインを横線で明示しながら折れ線グラフにしたのは良かった」「普段サンガに興味がない人には順位の歴年変化、苦難の歴史をもう少し示したほうがよかった」「曺監督へのプライベート生活への質問は不要ではないか」「京都サンガはKBSにとって宝のような存在である。試合の実況だけでなく、さまざまなかたちで番組に積極的に入れるべきと思う。」「サポーターから意見を聞いた後にMCが意見を言うのは如何なものか。」「MVPは順位をつけるだけで特番からの賞状等何もないのは演出上寂しい。」「1時間番組の構成とすれば、いくつかテーマを軸に据えて、深堀する箇所があった方がよい。」「J1昇格までのチームに育て上げた原因の中に、監督自身の進歩・変化をもう少し深く掘り下げても良かった」などのご意見をいただきました。

(番組審議会事務局)

令和3年度 株式会社京都放送 番組審議会委員(1月例会意見提出者)
若林 卯兵衛 (株)若林佛具製作所 取締役相談役
平林 幸子 京都中央信用金庫 相談役
松本 和加子 京都市文化観光資源保護財団 専務理事
松田 規久子 京都新聞社 編集局文化部長
雨宮 章 京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長
寺脇研 京都芸術大学 理事
鈴鹿 可奈子 聖護院八ッ橋総本店 専務取締役
新村 恭 一般財団法人 新村出記念財団 嘱託
森本 淳生 京都大学人文科学研究所 准教授

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