番組審議会

3月番組審議委員会

開催日 令和4年3月28日(月)午後4時~5時30分
開催場所 KBS京都放送会館 3階 第3会議室
出席者 審議委員7名

議題

テレビ・ラジオ4月番組改編説明

テレビ番組『舞妓シンデレラ』について合評

 例会ではまずテレビ編成局長、ラジオ編成制作局担当取締役からテレビ・ラジオ4月改編のポイントについて説明を行いました。
 テレビではまず、平日夕方にニュースとスポーツの新番組「きょうとDays」をスタート、さらに京都に密着したニュースをお伝えしていくことを紹介。金曜夜の経済情報番組「京biz」では海平和アナウンサーを起用して竹内弘一さんとダブルMCにすること、土曜日の競馬番組「うまDOKI」では相埜裕樹アナウンサーをMCに起用することなどを紹介しました。
 また、4月からは全社キャンペーンとして「KYOTO SDGs」を掲げ、地域の人とともに持続可能な社会を目指していくことについても説明がありました。
 ラジオでは、「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」が25周年を迎え、秋には6000回を迎えることを紹介。金曜夕方3時半からは竹内弘一さんと桂南光さんによる「こういっちゃナンですが」という番組がスタートすること、火曜日夕方6時から放送中の「おつかれさん」では桂吉の丞さんがパーソナリティーに就任することについて、紹介がありました。
 番組の合評では、今月の合評対象番組であるテレビ番組『舞妓シンデレラ』について、各委員が意見を述べました。
 制作担当者からは「京都五花街の舞妓さんにアンバサダーを務めていただいた70周年キャンペーンと連動して去年の10月にスタート、新型コロナウイルスの猛威が長引く中、京都経済、京都観光に少しでも明るい光を照らそうと毎月1回、放送することにしました。舞妓さんを通じて京都の魅力を改めて発信したい、京都の人にも地元の魅力を再発見できるものにしたいというのが狙いです。番組を見て「舞妓さんになりたい」という夢を持ってもらう方が増えて、少しでも次世代の京都の伝統芸能・伝統文化の継承者を作りたいという思いも持っております。番組は毎回一人の舞妓さんをシンデレラにして京都で叶えたかった夢をお手伝いする形で、芸に励む姿とともに紹介しています。」との説明がありました。
 委員からは「楽しんで見ることができました。」「この企画はKBSにしかできない」「シンプルな流れでくどさが無かった」「舞妓さんの普段の着物の着こなしが綺麗だった」「閉鎖的でわかりにくい花街のことをわかりやすく紹介されていた」「舞妓さんのバックグラウンドを説明することには賛否両論あるのではないか」「舞妓さんの子供時代の思い出は親しみを感じさせるという意味で良かった」「ディレクターが相手になって舞妓さんから言葉を引き出していたので反応が自然に出ていて良かった。」「番組の軸がどこにあるのかわかりにくかった」「もうちょっと舞妓さんの素の顔を出してもいいのではないか」「舞妓さんの行きたい場所は本当にその年頃の女の子が行きたい場所・食べたいもの・買いたいものを対象とした方が身近な感じを損なわない」「舞妓さんの笑顔がずっと出ていて絵としての美しさを評価したい」「グラスで半分パスタが隠れているなど映像が雑なところがあった」「京都画報と似た番組作りだったので、もう一捻りアクセントがあっても良かった」「もう少し学びの部分があった方が良かった」「他の地域の芸妓との紅(べに)のさし方の違いなど、1話に一つだけ舞妓さんについてのトリビアがあった方が良い」「幸せな体験ばかりでなく、教養を身につけるような舞妓さんの大変なところも紹介した方がメリハリが利いたのではないか」「日常の辛い修行の場面があった方がシンデレラらしいのではないか」「京都以外の地域への放送は考えているのか」「視聴者対象をどこにするのかが難しいところがある。この番組は京都の人に見てもらうより全国の人に見てもらった方がいいのではないか」「次世代の舞妓の成り手へのアピールがどんな感じで伝わっているのか」などのご意見をいただきました。

(番組審議会事務局)

令和3年度 株式会社京都放送 番組審議会委員(3月例会出席者)
若林 卯兵衛 (株)若林佛具製作所 取締役相談役
平林 幸子 京都中央信用金庫 相談役
松本 和加子 京都市文化観光資源保護財団 専務理事
松田 規久子 京都新聞社 編集局文化部長
雨宮 章 京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長
新村 恭 一般財団法人 新村出記念財団 嘱託
森本 淳生 京都大学人文科学研究所 准教授

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