番組審議会

7月番組審議委員会

開催日 令和4年7月25日(月)午後4時~5時30分
開催場所 KBS京都放送会館 3階 第3会議室
出席者 審議委員6名

議題

テレビ番組『おやじ京都呑み』について合評

 番組の合評では、今月の合評対象番組であるテレビ番組『おやじ京都呑み』について各委員が意見を述べました。
 まず制作担当者からは「年間60日以上は京都に滞在している京都通の角野卓造さんと2年前から結婚を機に京都に移住された俳優の近藤芳正さんの二人が「おやじキャンプ飯」というYouTubeで配信する人気番組で共演されたことがきっかけです。個性派俳優のお二人が京都も大好きということで、京都の飲み歩きをしたらどんな番組ができるか、京都の魅力を、二人を通して引き出してもらえるのではないか、ということで企画しました。お酒に合う料理とともに、映画やドラマのような雰囲気をテレビで味わっていただきたいというところにこだわって作った番組です。コロナで京都の飲食店や観光業界もすごく苦しい状況が続いていますが、今は自宅でテレビを見ながら、京都に行けたらこんな風に飲みに行きたい、そんな思いを持って見ていただくことによって、京都の活性化にもつながればと思いました。作り上げている番組は実際に角野さんがよく行かれているお店を近藤さんに紹介するという形で進めています。これからさらに幅を広げて美味しいお酒と肴を求めて、いろんな京都の店を巡って飲み歩いていければと思っております。」との説明がありました。
 委員からは「よくできた良い番組。人気が出るのではないか。」「しっかりとした構成になっている。」「落ちついた人選で安心できました。」「深みのある、味わい深い番組だった。」「自然と話が弾んでいく感じが心地よく、大人の番組として楽しんで見ることができた。」「店の選定はとても良い。」「店の紹介番組とならず、映画のシーンのように楽しんでいけるのが良かったです。」「ネットの情報に振り回されて忙しく観光するのが京都だと思っている人に、是非見て頂きたい。」「若者は見てくれるのか?」「大人にとってはいい飲み友達と飲むような、若者に取ってはもしかして憧れの酒飲みになる修行ができるような、そんな番組になっているのではないだろうか。」「流儀などがポイントで入るのが面白いです。」「大人の流儀、気遣いに好感をもった。」「それぞれのお店を紹介するカメラワークが良かった。」「知る人ぞ知るなどという持ち上げるような言葉もなく、普通の言葉で、普通の距離感で話していたのが、京都のことをわかっている人が話しているという安心感につながっていました。」「京都の飲食店もコロナのダメージを受けておられるので、その応援になればとても良いと思います。」「『おやじ』という言葉が入った番組タイトルはそぐわない。」「『おやじ』と『呑み』が合わさっているともう少し泥臭いイメージの番組を想像していましたが、『おやじ』よりダンディーなお二人でした。」「二人の話が上滑りしていく感じもあった。」「角野さんは座って呑みたいと語っていたが、立ち飲みが好きな人が見たときにどう感じるか。言い方を考えた方が良かったのではないか。」「撮影のときと実際に行ったときのギャップに常に意識をかけておくべきだ。」「この番組を、飲まない、飲めない人が見たらどう感じるか。」「ネタが尽きないか心配なところがある。」「午後8時からの放送だが、もう少し遅い方が相応しいように思う。」などのご意見をいただきました。

(番組審議会事務局)

令和4年度 株式会社京都放送 番組審議会委員(7月例会出席者)
若林 卯兵衛 (株)若林佛具製作所 取締役相談役
平林 幸子 京都中央信用金庫 相談役
松田 規久子 京都新聞社 編集局文化部長
雨宮 章 京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長
新村 恭 一般財団法人 新村出記念財団 嘱託
森本 淳生 京都大学人文科学研究所 准教授

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