番組審議会

3月番組審議委員会

開催年月日
令和7年3月24日(月)午後4時~5時30分
開催場所
KBS京都放送会館 3階 第3会議室
委員の出席
森本淳生、平林幸子、松本和加子、野村多加世、松本邦子、山本範子、鈴鹿可奈子
議題

・テレビ・ラジオ4月改編説明
・テレビ番組『冬の京都2025 ~受け継がれる伝統と技~』について合評

例会ではまず、テレビ編成局長、ラジオ局長からテレビ・ラジオ4月改編のポイントが説明されました。

テレビ編成局長からは「テレビを取り巻く環境は、本当に厳しいですが、変化に対応するだけではなく、もっと自ら変わっていこうとの思いで改編に取り組みました。昼間に不在の家庭が多くなり、そういった方々にもきちんと見てもらえるよう、金曜日の夜10時から京田辺市出身の大倉士門さん出演の新番組「京暮士門」を編成しました。また月曜日から金曜日夕方に放送中のニュース番組「きょうとDays」を当日夜10時30分から再放送いたします。金曜日の夜は、去年4月スタートの「京都経済テラス キュンと!」が9時からはじまり、「京暮士門」、「きょうとDays(再)」と2時間しっかり、京都の情報を発信していきます。」と説明がありました。

ラジオ局長からは「月曜から木曜の朝10時から午後2時まで、森谷威夫アナウンサーがメインパーソナリティを務める新番組「となりの森谷さん」を編成します。適度な距離感を保ちつつ、手を伸ばせばそこにいる、そんな"寄り添いつながる、共感体験。"というイメージが伝わるよう、番組タイトルをつけました。パートナーは曜日替わりになっています。その他にも人気声優、小野大輔さんの新番組「小野大輔 きょうのはなし」をはじめ、「#もとからりょうば」、「門川大作の共汗ラジオ」「高松伸の建築物語Ⅱ」など、たくさんの新番組がスタートします。」と説明がありました。番組の合評では、今月の合評対象番組であるテレビ番組「冬の京都2025 ~受け継がれる伝統と技~」について各委員が意見を述べました。番組担当者からは「この番組はBS11との共同制作で、今回で3回目です。出演は俳優の志田未来さんです。京都市内だけではなく、京都府内全域の文化の魅力を発信したいという私の思いもあって、府北部・大江山に伝わる鬼伝説にもスポットを当てました。また能楽金剛流若宗家の金剛龍謹さんには、1年前からご相談させていただいており、「能のPRや魅力発信に繋がるのであれば」とご出演いただきました。殺陣に関しては、国内外で時代劇が注目されているのを受け、急遽取り上げました。視聴データで見ても、殺陣パートが最も高い視聴でしたので、関心を持っていただけたと感じています。その他、柚子で有名な限界集落・水尾の里、皆さんご存じの場所として、伏見稲荷大社を取り上げました。伏見稲荷大社は金剛家と繋がりが深く、普段は撮影できない夜の様子など、貴重な映像を撮らせていただくことが出来ました。」と説明がありました。

委員からは「映像が美しかった」「上質な番組」「パートごとにうまく構成されていて飽きずに見られた」「志田さんが貴重なお面をつけさせてもらったり、金剛家の協力がすごい」「殺陣を取り上げたのはタイムリーで良かった」「若い人が自分が引き継いだ仕事にどう取り組んでいるか、どうしていきたいか、みずみずしい話が聞けて良かった」「メジャーな所とまだ知られていない穴場、場所の選定バランスが良い」「志田さんの反応が素直でとても良かった」「食レポのコメントがもうひとひねりあっても良かった」などの意見をいただきました。


(番組審議会事務局)

令和6年度 株式会社京都放送 番組審議会委員 (3月例会出席者)

森本 淳生京都大学人文科学研究所 教授
平林 幸子元京都中央信用金庫 副理事長
松本 和加子京都市文化観光資源保護財団 専務理事
野村 多加世立命館中学校・高等学校 非常勤講師
松本 邦子㈱京都新聞社 編集局 文化部長
山本 範子京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長
鈴鹿 可奈子聖護院八ッ橋総本店代表取締役社長

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