JA京都「賀茂なす」人見さん (亀岡市)
京野菜の一大産地として知られる亀岡市。そんな亀岡市の特産品の一つが、夏の京野菜の代表格「賀茂なす」です。人見さんは「JA京都京野菜部会亀岡支部 賀茂なす部会」で部会長として17人の賀茂なす生産者をまとめる賀茂なす生産者です。「なすの女王」と呼ばれる賀茂なすの栽培は、非常にデリケート。特にここ数年は極端に気温が高くなっているので日の当たり方や水加減など、栽培がとても難しいそうです。子どもを育てる様に大切に育てていると話す人見さんに賀茂なす栽培の魅力をお伺いしました。
近畿圏の生活を支える"大動脈"で京都市内へとのびる国道1号線。実は「飲食店の激戦区」としても知られており、多くの飲食店が国道沿いに軒を連ねています。その激戦区に今年3月、移転オープンしたのが鴨料理専門店「鴨LABO(カモラボ)」です。
看板メニューは、鴨ガラでとったこだわりのスープに、自慢の鴨チャーシュー2種類(ロース・モモ)をのせた「鴨ラーメン」。鴨の味を堪能しながら、飽きの来ない美味しさと評判の一品。
鴨ラーメン以外にも、リーズナブルな値段で餃子や丼ものなど、様々な鴨料理を楽しめ、お昼時になると多くの人で賑わう人気店です。
そんな鴨料理専門店で、夏の京野菜の代表「賀茂なす」と鴨肉と相性抜群の「九条ねぎ」を使ったメニューを味わいます!
2022年3月、移転オープンした鴨料理専門店「鴨LABO(カモラボ)」
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今回の番組は、京都・鳴滝の音戸山にあるJA京都中央会・中川泰宏会長の別宅から、特別対談企画をお届けします。
ゲストは、綾部市の山崎善也(やまざき ぜんや)市長。今年1月の市長選挙で、過去最高の得票率を得て4期目の当選を果たした山崎市長に、自然や文化、そして特産物である万願寺甘とうなど、綾部市の魅力を伺います。
さらに、いま注目を集めている綾部発のライフスタイル「半農半X」についても語っていただきます。コロナ禍以前からUターン・Iターン希望者を積極的に受け入れ、人口減少問題と向き合ってきた山崎市長。「移住立国あやべ」というスローガンのもと、移住専門の部署を設けたり、移住者の生の声による魅力発信を仕掛けるなど、熱心な取り組みが実を結び、移住・定住者は年々増え続けているといいます。
その中で、実際に綾部市へUターン移住した塩見直樹さんから提唱されたのが、新たなライフスタイル「半農半X」。農村に移り住み、自分が食べる食料を農業で確保しながら、残りの時間で自己実現を行うというものです。リモートワークなど働き方が大きく変わる中で、都市での暮らしよりも田舎での自己実現を求める風潮が、このコロナ禍で高まっているといいます。
関西の農村が直面している人口減少の問題を肌で感じるという中川会長。地方活性化の必要性を唱える山崎市長と、農業政策の大切さと新たな農村のあり方について、熱く語り合います。
中川会長、山崎市長、司会の飛鳥井で綾部市の魅力と新たな農村のあり方について語る
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JA京都「生姜」久保添さん (宮津市)
京都府北部の海に面した宮津市。天橋立で知られる観光地で、豊かな海産物が自慢ですが昔から野菜作りも盛んに行われています。地域の特産品「生姜」もそのひとつです。大学進学で京都へ来た久保添さん。その後、会社員となりましたが「自分で物を作る仕事に就きたい」と新たに就農者を募集していたここ宮津市に家族とともに移住してきたのが2011年のことです。脱サラで移住してきた自分を、本当に農家の先輩方や周囲の人々が受け入れてくれて、新しい土地に馴染むことができた。」と感謝を語る久保添さん。この地域のために何か少しでもできることをと考え、伝統野菜の育て方や保存法などを継承し、いずれは自分が伝えていけるようにと日々努力されています。
京都府漁業協同組合 販売部長 中西さん (舞鶴市) / 小松商店代表 草木憲一郎 (京都市)
京都府が海に面している海岸線はリアス式海岸になっており、そのため京都府で行う漁は基本的に定置網漁だそうです。京都では昔から定置網漁を行っていて、生態系を傷つけることもない環境にも優しい漁法。また年間の漁獲量はおよそ1万トンと、他府県に比べると少ないそうですが少量多品種で、季節の魚や珍しい魚が上がることが特徴だとか。「この京都でも定置網漁でまぐろがかかるんですよ。」と中西さん。そんな京都産まぐろの希少性を語ってくれたのは、京都市中央卸売場の場外にお店を構える、まぐろ専門店「小松商店」社長、草木憲一郎さんです。京都の多くの飲食店が、その目利きを信頼する、まぐろのスペシャリストです。東京でも「京都産」はブランドとして認識されていて、市場でもほかの地域のクロマグロと比べ、高値で取引きされているそうです。一番の理由は鮮度。定置網にかかったものは、生きた状態でストレス少なく締められるため新鮮なのだそうです。
400年の歴史を持つ、京都市中京区の錦市場。東西におよそ390メートル続くアーケードの商店街には、120以上の店舗が軒を連ねる「京の台所」です。
この錦市場生まれと言われる江戸時代の絵師・伊藤若冲の絵が様々な店舗のシャッター絵として描かれていることでも知られており、人気の観光スポットでもあります。
そんな錦市場から、富小路通を北へ少し上がるとすぐに看板が見えるのが、2020年にオープンしたまぐろ専門店「小松食堂」です。
メニューを見ると、まぐろ、まぐろ、まぐろ!この店の売りは、なんといっても店内のショーケースに並ぶ新鮮なまぐろです。お店の母体は、京都市中央卸売市場場外にあるまぐろ専門「小松商店」。京都の多くの飲食店が、その目利きに信頼を寄せているという。毎朝、活きのいいまぐろが全国から送られてくるのでお店でも鮮度の高いまぐろを味わうことができます。
そんな小松食堂で新鮮な「まぐろ」と宮津の伝統ある「生姜」を使ったメニューを味わいます!
2020年にオープンしたまぐろ専門店「小松食堂」入口
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JA京都「京みず菜」二ノ倉さん (伊根町)
丹後半島の北端に位置する、伊根町。岩ガキやブリなど海産物で知られていますが山あいの本庄地区では、京野菜の栽培が盛んに行われています。中でも京みず菜は、市場でも評判が高い伊根町を代表する農産物です。二ノ倉さんは、元は神戸で会社員として働いていましたが、奥様の親戚が住んでいた伊根町への移住、いわゆるIターンと就農を決意し、野菜を作り続けてきました。今では、同じくIターンやUターンで伊根町へやってくる若手農家たちが、その栽培方法を学びに来るほどの「京みず菜の名人」です。お世話になっている伊根町の為にも自分の技術を伝えていきたいと日々努力されています。
JA京都「和牛繁殖農家」土井さん (福知山市)
年に5回開催される、JA全農京都主催の京都府和牛子牛のセリ市。そのセリ市(中丹家畜市場)が行われるのが福知山市です。そんな福知山市で、和牛の繁殖農家として30年以上、京都産の質のいい和牛の子牛を生産し続けている土井牧場の土井さんです。「繁殖農家はやり始めてすぐに結果が出ないという手間の大変さもあるのだが、やったらやっただけ結果が出るのでやりがいがある」と話す土井さん。京都府産の子牛を全国に広めるために、新しい挑戦を続けておられます。
今回の番組は、京都市内を南北に走る東大路通を少し西に入った繁華街・祗園に昨年オープンした「祗園 えばた」からお届け。
実家の老舗焼肉店「江畑」から独立した江畑卓弥さん。これまでの職歴はすべて「焼肉店」という、焼肉一筋の江畑さんでしたが、オープン1年前には農家で農業に携わる機会を得て、料理人としてより食材を大切にする意識が高まったといいます。
メニューはその日一番良いお肉を、一番おいしい状態で提供する「おまかせコース」ひとつで勝負しています。ほかの焼肉店との大きな違いは、お肉を店側の焼き手が焼いてくれるスタイル。「焼肉という料理を未完成でお客様に出すのではなく、最後まで仕上げて、最高の状態で食べてほしい」という江畑さんのこだわりです。
看板メニューはコースの締めの「ギャラネギ」。牛の第四胃袋・ギアラと京野菜の九条ねぎを一緒に焼き上げる、京都ならではの豪快な一品です。今回はそんなこだわりの焼肉店で、「京の肉」と京みず菜を使ったメニューを味わいます!
2021年6月にオープンした「祗園 えばた」入口
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JA京都市「京たけのこ」田原さん (京都市)
京都市西京区の大枝沓掛町は府内有数のたけのこ産地。中でも大枝・塚原地区で収穫される「京たけのこ」は、えぐみが少なく甘みが強いことから、最高級品として全国で知られています。栽培歴40年の田原さんですがまだまだ試行錯誤の連続でわからないことばかり。全国の人に少しでも知っていただき、美味しく食べていただきたいと日々努力されています。