「牛乳」雪印メグミルク京都工場池上製造所 (南丹市)
国内の乳製品メーカーの中でも有数の企業である雪印メグミルク。南丹市八木町の京都工場池上製造所は、毎日、京都の酪農家が大切にしぼった生乳約40トンが運ばれてきます。運ばれてきた生乳は工場で保存、加熱・均一化など様々な工程を経て、清潔な空間で安全安心な牛乳になります。酪農家の努力の結晶である生乳を使ってつくる牛乳をひとりでも多くの人に手に取ってもらい、味わってほしいと担当者の徳田さんは話します。
国内の乳製品メーカーの中でも有数の企業である雪印メグミルク。南丹市八木町の京都工場池上製造所は、毎日、京都の酪農家が大切にしぼった生乳約40トンが運ばれてきます。運ばれてきた生乳は工場で保存、加熱・均一化など様々な工程を経て、清潔な空間で安全安心な牛乳になります。酪農家の努力の結晶である生乳を使ってつくる牛乳をひとりでも多くの人に手に取ってもらい、味わってほしいと担当者の徳田さんは話します。
京丹後市峰山町にあるJA全農京都直営の農産物直売所「丹後やさい館きちゃりーな」は地元農家さんが丹精込めて作った野菜や果物を中心に、丹後コシヒカリ、お惣菜やお花などを豊富に扱っています。ここに来れば、京丹後市の特産品はもちろん、丹後半島の美味しいものがずらりと揃っている、まさに「地産地消の拠点」です。今回のあぐり京都のお店「なみじ」店主も常連の一人。店主岸本さんの仕入れに稲富リポーターも同行させて頂きました。
京都と大阪の中間に位置する八幡市は都市近郊でありながら、石清水八幡宮が鎮座する緑豊かな「男山」や全国的にも珍しい「三川合流域(木津川・宇治川・桂川)」など、自然多い地域です。今回は八幡市で春を告げる京野菜とも言われる花菜を紹介します。花菜は緑黄色野菜の中でも栄養価が高く、特にβーカロチン、ビタミンCが豊富で免疫・抵抗力を高め、貧血予防にも効果があるといわれています。若手生産者の北川さんに花菜栽培の秘訣をお聞きしました。
京都府南山城村。急峻な山間部にある茶園は、栽培に適した気候と土壌条件を兼ね揃えており、宇治茶は南山城村を代表する特産品です。薫り高い良質な高級茶の産地として知られています。今回は宇治茶を栽培されている若手茶農家の仲純輝さんを訪ねました。仲さんの栽培面積は10ヘクタール。そのほとんどが抹茶の原料として知られている碾茶。それぞれの農地で栽培方法を変えていると話す仲さん。宇治茶のブランドを守るため、日々努力を続ける仲さんに宇治茶の魅力をお聞きしました。。
京都府が海に面している海岸線はリアス式海岸になっており、そのため京都府で行う漁は基本的に定置網漁だそうです。京都では昔から定置網漁を行っていて、生態系を傷つけることもない環境にも優しい漁法。また年間の漁獲量はおよそ1万トンと、他府県に比べると少ないそうですが少量多品種で、季節の魚や珍しい魚が上がることが特徴だとか。「この京都でも定置網漁でまぐろがかかるんですよ。」と中西さん。そんな京都産まぐろの希少性を語ってくれたのは、京都市中央卸売場の場外にお店を構える、まぐろ専門店「小松商店」社長、草木憲一郎さんです。京都の多くの飲食店が、その目利きを信頼する、まぐろのスペシャリストです。東京でも「京都産」はブランドとして認識されていて、市場でもほかの地域のクロマグロと比べ、高値で取引きされているそうです。一番の理由は鮮度。定置網にかかったものは、生きた状態でストレス少なく締められるため新鮮なのだそうです。
京都府内で最大の玉子生産の会社「山元産業」。そのグループ会社のひとつが、綾部市にある有限会社「中丹ファーム」です。野鳥などが入り、病気を広めることがないように考えられたセミウインドレス鶏舎では、快適な空調が施され、鶏達の健康第一の管理が行われています。産みたての新鮮な玉子は、すぐに洗浄され、センサー等で割れや汚れがないか、徹底してチェック。プロの厳しい目も加わって安全でおいしい玉子が出荷されます。
「京のブランド産品」として、全国的にも名高い「丹後とり貝」。リアス式海岸の多い府北部では、ミネラル分の多い山水が海水に入り、ブランクトンが豊富に存在。他地域よりも大きくて甘味の強いとり貝が育ちます。ここに着目し、半世紀をかけ、安定的に生産できる育成技術が開発されました。「丹後とり貝」は、舞鶴や宮津、久美浜等の沖合に「いかだ」を浮かべ、そこから吊り下げる形で育成されます。通常、港に上がった魚介類は、「せり」にかけて市場に出荷されますが「丹後とり貝」は、漁業者が自ら値段をつけて販売を行っています。磨き上げた技を、きちんと価格に反映、自ら販売先も開拓する中でブランドとしての高い地位を築き上げてきました。
亀岡市にある京都府農林センターの敷地内には、獣などの侵入を防ぐための防除柵を展示したコーナーがあります。効果的な防除柵の活用法や管理法について学びました。
JAグループ京都が役職員向けに実施している狩猟免許取得に向けた研修会の模様。長雨のため刈り入れが遅れていた田んぼに、イノシシが入り一夜のうちに稲穂がなぎ倒される事態に。
牛乳工場では設備や環境の徹底した管理と、何より重要なのは「人の目」と「安全なものを届けるという意識」をモットーに従業員の教育を何よりも大切にしているそう。
緑豊かな京丹波町にある「みずほファーム」毎日12万個の玉子を出荷。洗浄殺菌や、ひび割れの玉子を除くなど、安全安心のために何重にもチェックの工程が設けられています。
KBS京都テレビ
毎月第4日曜日 12:00-12:30
※再放送 翌日月曜日 9:00-9:30
中川泰宏(JA京都中央会会長)
【司会】飛鳥井雅和
京都府内で生産されている安全安心でおいしい農畜産物の魅力を紹介するプログラム。毎回、食材や料理法にこだわりを持っている話題の料理店を取り上げ、店主にインタビュー。産地取材では、農家がどのように、安全にこだわった農畜産物を生産しているか、その苦労や工夫を紹介しています。最後には、とっておきの府内産の食材を使って、料理店でこだわりの逸品を作って頂きます。楽しみながら、食や農業、食文化などについて理解を深めて頂ける番組です。