JA京都「いちご」小島さん (亀岡市)
やってきたのは、京都市の西側・亀岡市。直売所「たわわ朝霧」のすぐ横に立つ5連棟の大きなハウスでいちご農園を営む小島さんは、ある栽培方法の研究者です。小島さんのハウスには前室があり、靴を履き替えハウス内に入ります。「中に菌や虫が入りにくいように徹底管理」されています。看板には"植物生理学"という言葉が、、、。ハウスの中に入ると高設栽培のプランターに植えられた、青々としたいちご1万2千株がリポーターをお出迎え。水と養液を与え、育てているこの養液栽培こそ、小島さんが大学院まで研究していた内容です。「研究内容が、本当に現場で使えるのか」を試すために農家を始めたと話す小島さん。当初はやはり実際の現場と研究との違いを痛感。実際に農家として稼いでいかなければならない農家経営の難しさも実感されたそうです。「いちごはしっかり栄養を与え、株が元気なら大きく育つ」と小島さん。いろいろな品種を試して、現在は紅ほっぺとおいCべりーという2種類を育てているそうです。亀岡のいちごを多くの人に食べてもらい、全国へ広めていけたら。とそんな研究者が育てるいちごの味とは、、、、。
JA京都「京小麦」大槻さん (福知山市)
由良川流域の福知山盆地にひらける福知山市は、昭和12年4月に京都府で2番目の市として誕生しました。福知山市の農業の耕種農業の割合は39.6%、畜産農業の割合が59.9%となっており耕種農業と畜産農業の両方でバランスよく構成されているのが特長です。そんなお米や京野菜、農業が盛んな福知山市で今、注目を集めているのが「京小麦」です。その京小麦を栽培している遷喬ふぁーむの大槻憲雄を訪ねました。「遷喬ふぁーむ」さんの京小麦の圃場は東京ドームよりも広く、見渡す限りの小麦畑にリポーターもびっくり!雪がまだ残る小麦畑には去年の秋に撒いた種が発芽し、青々とした小さな芽が出ています。6月の収穫へ向け、すでに小麦作りは始まっているそうです。京小麦の品種は「せときらら」。以前に育てていた「農林61号」という品種に比べてパンに加工したときの「もちもち感」がすごいのだとか!大槻さんは全国の人に味わってもらいたいと毎日栽培をされています。また製粉メーカー「井澤製粉」さんはこの京小麦を広めるために「京小麦の収穫祭」というイベントを毎年行っておられます。お店に使ってもらいお客さんに食べてもらうことで、京小麦の魅力を伝えていきたいそうです。
京都府 伏見区墨染町。平安時代に、時の有力者が亡くなった際、その友人の悲しみが「墨染め色の桜」を咲かせたという伝説が残る墨染寺(ぼくせんじ)が町の名前の由来になっています。
そんな歴史ある町の入口、京阪墨染駅のすぐ横にあるのが人気のサンドイッチ専門店「ANKH Sandwich Cafe」(アンク サンドイッチ カフェ)。駅に近すぎて逆に気が付かれないことがあるというほど、改札の目の前なんです!
おしゃれで明るい店内に入ると、早朝から手間を惜しまず作られたサンドイッチや焼き立てパン20種類以上がずらり。選ぶのに困ってしまうほど、どれも美味しそう!中でも評判なのは2020年の開店当初から作っている、ボリュームたっぷりの「卵サンド」。お昼には売り切れてしまうことが多いのだとか!果物と生クリームたっぷりの「フルーツサンド」や、京小麦100%のバゲットで美味しいおかずを挟んだ「バゲットサンド」も人気です。
イートインスペースは、ベビーカーが通りやすいよう通路部分を広めにし、オムツ台を常設するなど、お子様連れでも気軽に楽しめる空間作りを心掛けているそう。美味しいサンドイッチはもちろん、お客さまへの細かい気遣い。地域の皆さんに愛されている理由がわかります!
そんな墨染駅前の人気サンドイッチ専門店で、「京小麦」と亀岡産の「いちご」を使ったメニューを味わいます!
京阪墨染駅のすぐ横にある「ANKH Sandwich Cafe」(アンク サンドイッチ カフェ)
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