JA京都にのくに「万願寺甘とう」菜っちゃんファーム (綾部市)
綾部市の夏の特産品で、京のブランド産品のひとつでもある伝統野菜「万願寺甘とう」。大きく肉厚で、種が少なく食べやすい上に、辛味はなく甘味が楽しめると市場でも人気です。万願寺甘とうを育てている菜っちゃんファームでは、傷が付くと商品価値が下がるため、甘とうに極力傷がつかないよう様々な工夫を凝らしているそうです。万願寺甘とうの栽培の秘訣をお伺いします。
綾部市の夏の特産品で、京のブランド産品のひとつでもある伝統野菜「万願寺甘とう」。大きく肉厚で、種が少なく食べやすい上に、辛味はなく甘味が楽しめると市場でも人気です。万願寺甘とうを育てている菜っちゃんファームでは、傷が付くと商品価値が下がるため、甘とうに極力傷がつかないよう様々な工夫を凝らしているそうです。万願寺甘とうの栽培の秘訣をお伺いします。
京都府綾部市大畠町で栽培されている京夏ずきんは丹波黒大豆から生まれた 夏限定のえだまめです。平成 24 年には「京のブランド産品」にも認証されました。今回は京夏ずきんを栽培されている 大槻智さんを訪ねました。大槻さんが京夏ずきんを始めたのは新たな設備投資が必要なく水稲の傍ら栽培できるから。京夏ずきんの栽培の秘訣をお伺いしました。
京都府福知山市の南東に位置する三和町です。山々に囲まれたこの地域では、その気候を活かし、人気野菜「万願寺甘とう」の栽培が盛んです。今回は、最盛期を迎える万願寺甘とうを栽培されている高瀬信幸さんを訪ねました。美味しい「万願寺甘とう」をつくる秘訣は水だそうです。「三和町は谷間で綺麗な水が集まっており、栽培には適している」と話す高瀬さん。また食べ方に関しても「万願寺甘とうをメインに据えた料理が多くあえて脇役として普段使いしてほしい。万願寺甘とうはどんな料理にも合います!」。そんな高瀬さんがおススメする食べ方とは?
京丹後市の峰山町は久美浜町や網野町とともにブランド京野菜の代表格「賀茂なす」の生産地として知られています。「賀茂なす」は丸く光沢のある美しい見た目はもちろん、煮炊きしても煮崩れしない実のしまりと他にない味わいから「なすの女王」 に例えられるほどです。そんな「女王」を育てているJA京都京野菜部会丹後賀茂なす部会長の多賀野和宏さんを訪ねました。
京都府の山間部に位置する綾部市で盛んに行われているのが「万願寺甘とう」の栽培です。京都府内各地で栽培されている万願寺とうがらしのうち、綾部市そして発祥の地・舞鶴市と福知山市で生産されるものは「万願寺甘とう」という特別な名前で呼ばれる夏の京野菜です。生産者のひとり・高橋孝明さんは34歳の若手農家ですが、2019年の「万願寺甘とう」品評会では1位の京都府知事賞を受賞しています。
京都府内の農産物で唯一GI(地理的表示)を取得し、強いブランド力で、全国にファンを広げている「万願寺甘とう」。JA京都にのくに管内で生産され、厳しい基準をクリアした「万願寺とうがらし」だけが、「万願寺甘とう」のブランド名を名乗ることができます。東日本大震災で被災後、縁あって福知山市で農業を始めた北山さん。見知らぬ土地で不安いっぱいの中、暮らしを支えてくれたのが、「万願寺甘とう」のブランド力と多くの生産者仲間たち。今では福知山の「万願寺甘とう」の部会長となり、一歩も二歩も先を読みながら世話をすることで、高品質な「万願寺甘とう」を安定的に生産しています。
高級料理店で大人気の食材「賀茂なす」。コロナ禍で今年は販売が苦戦していますが、逆にこの機会に、より多くの人に食材としての魅力を知ってもらおうと、首都圏での新たな販路拡大にも乗り出しています。京都市内から綾部市内へと移住し、10年前から農業に携わる西岡さん。最初に勤めた農業生産法人で「賀茂なす」と出会い、4年前から自ら2棟のハウスで栽培を続けています。難しい野菜ですが、それだけに「いいもの」が出来た時の喜びは大きいと、日々、栽培技術に磨きをかけています。
京都府内で最大級の養鶏事業者「山元産業グループ」の中核をなす「三和鶏園」。府内各地に農場を持っていますが、中でも三和農場では、セミウインドレスと呼ばれる鶏舎で、40万羽の鶏が飼育されています。空調や餌やり等すべてが機械化され、スタッフひとりで7万羽を担当。安全安心と省力化を実現していますが、やはり人の目は重要。毎日朝昼晩と、鶏達の様子を入念にチェックします。鶏達が喧嘩をしていたら止めに入り、食欲や体調にも気をつける等、まるで保育園の先生のように、一羽一羽に目を配っています。
JA京都にのくにでは、「彩菜館」の名称で、綾部・福知山・舞鶴の3市に4店舗の農産物直売所を出店しています。約1600人もの生産者が、地元で作り上げた旬の味を届けています。30年以上、福知山できゅうりを栽培している白波瀬さん。長年、市場出荷一本で頑張ってきましたが、11年前に「彩菜館」が出来てから、農業への想いも少し変わってきたのだそう。消費者と直接触れ合うからこその喜びややりがいについて、語って頂きました。
ブランド野菜に認証されてから栽培に力が入れられている万願寺甘とう。舞鶴市万願寺地区が発祥とされる、大型・肉厚の辛くないとうがらしで、出荷量も年々増加しています。長年大学で高分子化学の研究に携わってきた岡安さんは、土の温度や水分量を計測し、ペーハーや肥料も適正に管理しながら栽培を進めています。
KBS京都テレビ
毎月第4日曜日 12:00-12:30
※再放送 翌日月曜日 9:00-9:30
中川泰宏(JA京都中央会会長)
【司会】飛鳥井雅和
京都府内で生産されている安全安心でおいしい農畜産物の魅力を紹介するプログラム。毎回、食材や料理法にこだわりを持っている話題の料理店を取り上げ、店主にインタビュー。産地取材では、農家がどのように、安全にこだわった農畜産物を生産しているか、その苦労や工夫を紹介しています。最後には、とっておきの府内産の食材を使って、料理店でこだわりの逸品を作って頂きます。楽しみながら、食や農業、食文化などについて理解を深めて頂ける番組です。