JA京都にのくに「玉子」 三和鶏園三和農場(福知山市)
京都府内で最大級の養鶏事業者「山元産業グループ」の中核をなす「三和鶏園」。府内各地に農場を持っていますが、中でも三和農場では、セミウインドレスと呼ばれる鶏舎で、40万羽の鶏が飼育されています。空調や餌やり等すべてが機械化され、スタッフひとりで7万羽を担当。安全安心と省力化を実現していますが、やはり人の目は重要。毎日朝昼晩と、鶏達の様子を入念にチェックします。鶏達が喧嘩をしていたら止めに入り、食欲や体調にも気をつける等、まるで保育園の先生のように、一羽一羽に目を配っています。
今回は、京都市中京区にある「昭和の洋食 弥生」を舞台に、番組をお届けします。実はこのお店、以前は烏丸五条近くにあり、「板前洋食彌生」の名前で長年、親しまれてきました。経営者の家族に御不幸があり、一度は閉店したものの、常連客からの熱いラブコールに応えて、見事に復活。高齢となった御主人のかわりに店の経営面を引き受けたのが、現在のオーナー、山本さんです。
もと京都府警の刑事さんで、退職後も調査会社や行政書士など、飲食業界とはまったく縁のない所で仕事をされてきたにも拘わらず、御主人が体調を崩されたことを契機に、一念発起して料理の世界へ。今では2世代にわたって守り継がれてきた味を、見事に再現し、昔からの常連客はもとより、新たなファンを呼び込んでいます。
「未来へと守り継ぎたいもの」を、新しい人材、人の輪で、継承し、発展させていこうという取り組みは、今、京都の農業現場でも広がっています。今回は、新しい絆で、未来へと「真価」を紡ぐ喜び、やりがいを、大いに語り合います。

「未来へと守り継ぎたいもの」を、新たな絆でどう継承していくか、語り合う出演陣。
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JAグループ京都では、毎年、世界的な文化遺産を舞台に、京都産の食材を使用した大晩餐会を開催。京都の生産者や、開催国の政府関係者、食品関係の経営者やメディアなど、数百人規模を集め、国際的な注目を集めています。今年は、現地時間今月7日の夜に、スペインのマドリードで第7回となるイベントが行われました。
EUとのEPAが、今年2月に発効し、欧州各国に向け、日本産食材の輸出が加速される中での開催とあって、現地メディアの関心も高く、和食ブームを追い風に、EU経済5大国であり食の消費・輸出大国でもあるスペインで開催することは、これまでとはまた違う大きな意義があります。
今回の番組では、スペインでの和食ブームやEPAへの期待を取材・リポートするとともに、智恵と工夫で京都産食材をスペイン、そしてEU市場に売り込み、新たなマーケットを開拓しようとする人々の想いにスポットを当てます。

EU5大経済大国のひとつ、スペイン。15世紀半ば以降の大航海時代に、世界を席巻し、「太陽の沈まない国」とも呼ばれる大帝国を築き上げました。その影響は今も各地に残り、中南米をはじめ、スペイン語を母国語とする人の数は、中国語、英語に次いで世界第3位。食の大国としても、強い情報発信力を持っています。
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令和という新しい時代を迎えて1回目の放送となる今回は、本当に豊かな地域社会をどのように創っていくのか、南丹市の西村市長をゲストに迎え、スペシャル対談で考えていきます。
日本にとっても初めてといっていい、「本格的な人口減少社会」に突入。そんな中で、地域の基幹産業である農業をどう活性化し、交流人口の拡大や賑わいを創生していけるのか。これまでの取組や今後の展望を、語り合います。

西村市長(写真右)は、八木町職員時代から、中川会長と共に新たなまちづくりに取り組んできました。思い出話も交えつつ、南丹市の持つ魅力や可能性について紹介頂きます。
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JA京都やましろ「ほうれんそう」河村さん(久御山町)
久御山特産の「ほうれんそう」栽培に取り組む河村さん。自身は、長年サラリーマンをしていましたが、奥さんの実家の家業を継いでもう17年に。初めて農産物を売りに行った時に、お客さんから「おいしい」と言われたことに感動!今では土づくりや肥料に工夫をこらし、なんと糖度が14度以上ある甘い「ほうれんそう」を安定して栽培できるまでになりました。もっともっとお客さんの喜ぶ農産物を作りたいと、実験ハウスで、トマトやメロン等も栽培。「マーケットイン」スタイルの農業で、地域を元気にしたいと考えています。
JA京都中央「キャベツ」中嶋さん(京都市)
伏見区向島で4代続く中嶋農園。園主の中嶋さんは、8反もの面積でキャベツを作付け。すべてが、とんかつ屋さんや餃子屋さん等、お客さんからの直接注文です。1日500玉近くを出荷しますが業務用とあって、固さや水分量、大きさに至るまで、厳しい注文があり、その要望を満たすよう、工夫を重ねて生産しています。若い時は東京に出て、アパレル業界で仕事をしていた中嶋さん。実家に戻ってまず行ったのは、枝豆の飛び込み営業。その時の経験で「自分の作りたい野菜を生産して売るのではなく、お客さんが欲しい野菜を作らないとビジネスとして成功しない」と確信したそう。今では、JAと相談しながら、新しい品種のキャベツを栽培し、顧客に提案することにも力を入れています。
今回は、京都市中京区にある麺ビストロNakanoを舞台に番組をお届けします。
オーナーシェフの中野さんは、長年フレンチの分野で仕事を続けてきたものの、もっとお客さんに気軽に楽しんでもらえる料理を提供したいと、洋食店、ステーキハウスと、いろいろなスタイルの店づくりにチャレンジ。3年程前に、ひらめいたのが現在の「麺ビストロ」だったとか。本格的なフレンチの技を活かしたスープベースに、中華麺というどこにもない新しい「食の魅力」とは、どのようなものなのでしょうか?
一方、食材を生み出す農業の現場でも、若手生産者のチャレンジが続いています。大都市近郊という立地を活かし、生産者と料理人、消費者それぞれが「つながる」中で、今の時代の新しい流れに乗った「農産物生産の手法」をリポートします。

「お客さんの隠れたニーズ」を読み解き、料理や農産物を提供する「マーケットイン・スタイル」のビジネスの可能性について、語り合う出演陣。
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JA京都「京壬生菜」谷口さん(南丹市)
南丹市日吉町が「京壬生菜のブランド産地」に指定された平成2年から栽培に携わり、今では24棟のハウスで周年、京壬生菜を栽培する谷口農園。東京で農業を学んだ光里さんが、昨年帰郷し、今では親子3世代で農作業に汗する毎日。農業が好きでたまらないという谷口さん親子。ハウスの中にはいつも、笑顔があふれています。
「いちご」ジェイエイやましろファーム(井手町)
府内で初めてJAが出資、設立した農業法人「ジェイエイやましろファーム」。パートも含め、15人のスタッフが、トマトや九条ねぎ、万願寺とうがらし、水稲などの生産に従事。中でも1月から5月までの期間は、4棟の大型ハウスで、観光いちご園を開業しています。山城地域では昔から観光果樹園等の運営が盛んで、そうした伝統を受け継ぎつつ、法人の活動を紹介する場にもなっています。
今回は、京田辺市に3年前にオープン。早くも予約のとれない名店として知られるレストラン「モーネ」を舞台に番組をお届けします。
「祇園よねむら」「イル・ギオットーネ」で長年、研鑽を重ね、イタリアのトスカーナにも修業に出かけたという河村シェフ。フレンチや和食、イタリアンといった従来のカテゴリーにとらわれない独自のスタイルの料理を提供するべく、店名は、あえてスカンジナビア語からとったのだとか。
意味は、「月」。夜空に静かに輝き、迷える人々に安らぎを与え、道を示す。そんな想いに満ちた、物語性豊かな一皿を提供し続けています。様々な分野の料理の伝統的技法、智恵があればこそ描ける「無二の世界」。それは、農業の分野にも共通するところがあります。
地域の強みを活かし、様々な智恵や技を受け継ぐ中で、生産者それぞれが描く「無二の物語」を、今回は、井手町と南丹市日吉町の現場からリポート。料理と農業というジャンルを超えて、共通するテーマを、熱く語り合います。

伝統や様々な技術、智恵を継承する中で、いかにして自分だけの「無二の世界」を築くのか。その可能性や喜びについて語り合う出演陣。
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今年度は、「京野菜ブランド化事業30周年」を記念して、折々にスペシャル企画を組んでいますが、今回は、1月27日にKBSホールで開催された「京のブランド産品30周年記念イベント」の模様をダイジェストで御紹介します。
第一部の記念式典の模様に加え、第二部のパネル討論の要点をピックアップ。京都が進めたブランド化事業は、なぜ成功したのか。その秘訣を改めて考えるとともに、「京都ならではの強み」をどう活かし、さらなるブランド強化に取り組んでいくのか、生産団体、行政、流通、消費者、それぞれの視点からの意見を取り上げます。

京野菜ブランド化事業30周年を祝い、行われた式典。生産団体をはじめ、行政、流通、料理界等、まさにオール京都で取り組んだことの成果を改めて確認する場となりました。
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今月は、いつもの放送日時を変更してお届けします。(2019年1月1日 朝10:00~10:30 オンエア)
今年度は、「京野菜ブランド化事業30周年」を記念して、折々にスペシャル企画を組んでいますが、今回は、「日本国内のブランド」から「世界のブランド」へと、進化を続ける京野菜の「今」を様々な角度から検証します。
6年目を迎えたJAグループ京都の「京野菜 世界ブランド化事業」の成果や今後の展開、ブランドを生み出す農業の現場をいかに支え、次代の京都づくりを進めていくのか、30分にわたり、語り合います。

京野菜ブランド化事業30周年をひとつの節目として、次なる京都を「食と農業の現場」からどう創るのか、お正月らしい華やぎにあふれた展望を紹介。
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京野菜のブランド化事業が始まったのは、今から30年前の 平成元年。以来、京都では高い付加価値に基づく「新しい農業」が形作られ、その結果、産地となる農村部にも、様々な変化が生まれてきています。
今年度は、「京野菜ブランド化30周年」を記念して、折々にスペシャル企画を届けていますが、今回は、ゲストを交えてブランド化によって地域はどう変わったか、そして今後さらにどのような可能性が広がっているのかを、語り合います。

ゲストに太田昇京丹波町長を迎え(写真右)、京野菜のブランド化による地域創生の成果と可能性について、意見を交わしました。
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JA京都やましろ「えびいも」奥西さん(京田辺市)
京田辺市で30年前から「えびいも」栽培に取り組む奥西さんは、毎年、高品質な「えびいも」を出荷し「えびいも界のレジェンド」とも呼ばれる人。その秘密は、30年間、1日も休むことなくつけられた作業日記にありました。「いつ頃どんな作業をすればいいか」奥西さんの中に蓄積されたデータが、悪天候をもはねのけ、安定した品質のえびいもを産みだす力となっています。30年分の「えびいも栽培の智恵」を、次の世代にも継承してもらおうと、奥西さんは7年前から「えびいも塾」の塾長をつとめています。JA京都やましろや京都府が、産地振興のために企画してきた「えびいも塾」からは、すでに42名が巣立ち、9割以上が「えびいも生産者」として活躍しています。
JA京都 「九条ねぎ」黒田さん(亀岡市)
JA京都のファーマーズマーケット「たわわ朝霧」に、1年を通して様々な農産物を出荷している黒田さん。冬場はえびいもと九条ねぎを出荷。10年程前に、建設業を辞めて本格的に就農。その頃から「たわわ朝霧」への出荷を始めましたが、同じ出荷仲間の存在が学びの意欲向上に大きな役割を果たしたのだとか。現在、黒田家では、娘さんの真紀さんが「九条ねぎ栽培」を担当。以前は、農業生産法人で九条ねぎを生産していましたが、独立してひとりで栽培を始めた時、何を基準に育てればいい九条ねぎになるのか悩んだのだそう。そこで、目をつけたのが「土」。専門機関に毎年、土壌成分の解析を依頼し、そのデータをもとに、栽培管理を行うようにしています。
今回は、京都市伏見区に2年前にオープンした「鉄板Dining rindou」を舞台に番組をお届けします。
和食の世界で27年、歩みを重ねてきた店長の勝さんですが、rindouで提供する料理は、和をベースとしながらも、本格的な洋食からお好み焼きといったカジュアルフードまで、まさにバリエーションに富んでいます。
「何かの技を学ぼうと思ったら専門店で1年間、ひとつの事を集中して修練するのが一番」というだけあって、これまで高級寿司店からふぐ料理店まで、いろいろな専門店で技を磨いてこられたそう。
農業の世界でも、より高品質で安全かつおいしい野菜を作るだめに、生産者は日々、独創的な学びの技で、修練を重ねています。今回は、農業、料理の分野を超えて、相通じる「学びの技」の奥深さについて、おおいに語り合います。

日々、漫然と仕事をしていても、技術は上達しない。学びの姿勢、目的意識こそが、飛躍のために大事であることを、語り合う出演陣。
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JA京都 「しゅんぎく」(南丹市)
昔から夏野菜で有名な南丹市園部町。冬場の特産品を育てようと30年程前に導入されたのが「しゅんぎく」でした。園部ならではの栽培法を工夫する中で、今では関西を代表する産地のひとつに成長しました。園部では、40件ほどの「しゅんぎく」生産者が、部会を作り、1年を通じて技術の研鑽を行っています。互いの圃場を見て回って勉強する「互見会」をはじめ、市場視察なども行い、需要に叶う味わいの「しゅんぎく」の作出に取り組んでいます。
JA京都にのくに「彩菜館」&「きゅうり」 白波瀬さん(福知山市)
JA京都にのくにでは、「彩菜館」の名称で、綾部・福知山・舞鶴の3市に4店舗の農産物直売所を出店しています。約1600人もの生産者が、地元で作り上げた旬の味を届けています。30年以上、福知山できゅうりを栽培している白波瀬さん。長年、市場出荷一本で頑張ってきましたが、11年前に「彩菜館」が出来てから、農業への想いも少し変わってきたのだそう。消費者と直接触れ合うからこその喜びややりがいについて、語って頂きました。
今回は、京都市中京区に今年4月にオープンしたばかりの「創作タイ料理 パッタイ」を舞台に番組をお届けします。
タイ人の妻の夢でもあったレストランをと、開業を決断したオーナーの東谷さん。以前は技術系の会社に勤め、飲食業とはまったく別の世界から参入。当初はとまどいもあったそうですが自身、辛口の料理が苦手なこともあって、日本人にも食べやすい味付けにアレンジして料理を提供するように。
タイ料理は初めてという人から、本場の味を求めてくる人まで来店客ひとり一人の為にアレンジされる料理が、評判となり開店半年余りで、多くのリピーターを抱える人気店に!
「相手の為を想って作ることが、どこにもない、その店だけの新しい価値につながる」。
農業の現場においても、消費者や市場のニーズに応えようと工夫を重ねる中で、新しい価値を持った農産物が生み出されています。今回は、両方に共通する「相手を想い」「新しい価値を産む」をテーマに番組を綴っていきます。

相手を想い、努力を重ねる中で、他にはない新しい価値を手にすることができる。その喜びについて、語り合う出演陣。
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JA京都「京たんご梨」 能勢さん(京丹後市)
波穏やかな京丹後市の久美浜湾。湾にそって広がる山地では、昔から果樹栽培が盛んで、秋は特に「梨」が有名です。中でも9月に出荷のピークを迎えるのが「京たんご梨」。品種は、ゴールド二十世紀で、糖度が高く大玉のものはブランド品として、高値で取引されています。長年の勤めを辞め、7年前に、実家の梨園を継いだ能勢さん。手をかける分だけ、成果が表れる果樹栽培に大きな魅力を感じているといいます。同じ丹後の果樹栽培仲間と技術研鑽にも励み、久美浜の地域振興に貢献したいと日々、頑張っています。