もち米 松本さん(京丹後市)

京都米の一大産地となっている丹後地域。「もち米」は、京都府の推奨品種となっている「新羽二重」が栽培されています。収穫は、コシヒカリなどの「うるち米」より少し遅め。生育期間が長く、丈も伸びやすいため、倒れないよう窒素分をコントロールしながら施肥を行う等、熟練の技が求められます。刈り取り作業に追われる松本浩樹さん。父の跡を継いで、農業の世界に飛び込みました。 地域では一番早くに、大型乾燥機を導入し、15町もの田を作付けしている松本家。毎年の様に設備投資を行い、作業の効率化を図っています。合理化を目指すきっかけとなったのが、息子・浩樹さんが家業を継いだこと。これからの時代の農業を見据え、父・和儔さんは、機械化・大規模化を進め、息子さんと共に、高品質な米づくりを目指しています。