JA京都「京 夏ずきん」葉賀さん (京丹後市)
もちもちとした食感でコクと甘みが特徴の「京 夏ずきん」。今年初めて畑での栽培に挑戦した枝豆農家の葉賀さんは、京野菜をより多くの人に知ってもらいたいと語ります。京丹後市久美浜町では保冷・選別・袋詰めを行う施設が整備されています。
もちもちとした食感でコクと甘みが特徴の「京 夏ずきん」。今年初めて畑での栽培に挑戦した枝豆農家の葉賀さんは、京野菜をより多くの人に知ってもらいたいと語ります。京丹後市久美浜町では保冷・選別・袋詰めを行う施設が整備されています。
京都を代表するブランド産品「九条ねぎ」。生産者の山本さんは八幡市をはじめ南丹市、京田辺市など京都府内の5つの市に畑を持ち、年間約400トンの九条ねぎを生産しています。自身が経営するねぎ焼きのお店を通して九条ねぎの美味しさをより多くの人に知ってもらいたいのだとか。
福知山市の三岳(みたけ)地区は里山に囲まれ、昼夜の寒暖差が大きい気候が生育に適しているため、50年以上前からきゅうりを特産品として栽培しています。福知山産のきゅうりはまっすぐな美しい姿で市場でも高い評価を受けています。この三岳地区できゅうりを育て続けてきた加藤さんを訪ねました。
平井牛とは京都丹波牧場で育てられた牛を指す独自のブランド名です。5年に1度行われる和牛のオリンピックで上位入賞を果たしたほか、京都肉牛枝肉共進会では9連覇を果たしています。牛にストレスを感じさせない環境づくりを大切にするとともに、通常より長い肥育期間によって肉質を熟成させています。新たに繁殖にも取り組んでいる平井さんは牛たちに大きな愛情を注いでいます。
京丹後市の峰山町は久美浜町や網野町とともにブランド京野菜の代表格「賀茂なす」の生産地として知られています。「賀茂なす」は丸く光沢のある美しい見た目はもちろん、煮炊きしても煮崩れしない実のしまりと他にない味わいから「なすの女王」 に例えられるほどです。そんな「女王」を育てているJA京都京野菜部会丹後賀茂なす部会長の多賀野和宏さんを訪ねました。
京都府の山間部に位置する綾部市で盛んに行われているのが「万願寺甘とう」の栽培です。京都府内各地で栽培されている万願寺とうがらしのうち、綾部市そして発祥の地・舞鶴市と福知山市で生産されるものは「万願寺甘とう」という特別な名前で呼ばれる夏の京野菜です。生産者のひとり・高橋孝明さんは34歳の若手農家ですが、2019年の「万願寺甘とう」品評会では1位の京都府知事賞を受賞しています。
「たわわ朝霧」にほうれん草を出荷する白石さん。以前は会社勤めでしたが、4年前、家族で亀岡へのIターンを決意し、47歳で農業の道に入りました。ハウスで丁寧にほうれん草を育てている白石さんは、見た目の美しさにもこだわっています。
おうちごはんへの関心が高まる中、亀岡市にある京都府内最大級の農産物直売所「たわわ朝霧」は朝から多くの利用客で賑わいます。約200軒の農家から持ち込まれる豊富な野菜をはじめ、肉や魚、精米したてのお米まで手に入る「たわわ朝霧」は、生産者にとっても、消費者の顔が直接見えるのに加え、他の生産者との交流の場にもなっています。
菌床でしいたけを育てている伴さんは、64歳からしいたけ栽培を始め、今年で6年目を迎えました。微妙な温度調整がおいしいしいたけを作る重要なポイントだという伴さん。最初は失敗して、全く生えてこないこともあったんだとか。「良い」と聞いた栽培方法は積極的に取り入れています。
品種も豊富で写真映えすると人気の「いちご」。これまで小松菜などを生産してきた上杉さんは新たな挑戦として2年前から栽培に取り組み、今年観光農園もスタートさせました。作業効率の良い高設栽培を採用した上杉さんは、八幡が日本を代表する産地になることを目指しています。
KBS京都テレビ
毎月第4日曜日 12:00-12:30
※再放送 翌日月曜日 9:00-9:30
中川泰宏(JA京都中央会会長)
【司会】飛鳥井雅和
京都府内で生産されている安全安心でおいしい農畜産物の魅力を紹介するプログラム。毎回、食材や料理法にこだわりを持っている話題の料理店を取り上げ、店主にインタビュー。産地取材では、農家がどのように、安全にこだわった農畜産物を生産しているか、その苦労や工夫を紹介しています。最後には、とっておきの府内産の食材を使って、料理店でこだわりの逸品を作って頂きます。楽しみながら、食や農業、食文化などについて理解を深めて頂ける番組です。