京都在住の造形作家・安居智博さんは、小学3年の頃から独自に作り続けてきた紙製ロボット「カミロボ」で知られる存在。プロレスの世界を舞台にしたユニークなキャラクターたちは、30年以上にわたり進化を続けている。
一時は封印したカミロボだったが、自らの表現を求め再び創作へ。作品は国内外で話題となった。しかし、本人からするとどこか恥ずかしいという思いもあったが、展覧会に来た少年たちとの出会いがきっかけで自信が持てる作品となった。
近年は、日用品で構成された"日用品ヒーロー"も話題に。純粋で少年のような自由な想像力が、いま多くの人の心を魅了している。