2015年6月28日(日)放送の内容

今回は、いつもの番組とは内容を変えて、今月21日に、JAグループ京都が農林水産省・京都府・京都市・経済界のバックアップを得て北京で開催した「京都の農産物を使った大晩餐会」の模様を紹介します。もともとは、京都の農産物を世界的なブランドに育て上げていこうとの狙いでスタートしたプロジェクトで、一昨年のパリ、昨年のイスタンブールにつづく第三弾!世界三大料理の地で京都の食や農業の魅力を大勢の人達に紹介することに成功しました。

特に、今回は戦後70年という大きな節目に、日中友好の新しいステージを、京都の食・農業から拓いていこうとの大きな夢を抱いての実施で、晩餐会のほかにも、様々な交流事業が展開されました。その模様を、じっくりご覧頂きます。

晩餐会の舞台

晩餐会の舞台となったのは、中国の女性で唯一名誉国家主席の称号を贈られた宋慶齢ゆかりの邸宅。清朝最後の王・溥儀の住居でもあった世界的な文化財


第一線で活躍する仕事人達

京都から届けられた農産物を日中の料理界の第一線で活躍する仕事人達が、華麗なる一品に仕上げていきます。食の世界の日中友好も今回の大きな目的のひとつ

日中の農業女性達の交流事業

晩餐会に先立って、会場では、日中の農業女性達の交流事業も催されました。女性ならではの視点での交流で、厳かなはずの会場の空気もたちまち和やかかつ賑やかに!

両国要人が集まっての会見

戦後70年を経ても様々な課題を抱える日中ではありますが、まずは食・農業による友好交流で、両国相互の発展を図っていきたい~と、晩餐会に先立って、両国要人が集まっての会見も行われました

晩餐会

式典の後、いよいよ晩餐会がスタート!日頃は静かな宋慶齢故居が、絢爛たる宴の場に!

特別なひと皿

京都で作られた農産物を使って晩餐会のために仕立てられた特別なひと皿。隣国として千数百年もの間、食や文化、様々な事柄で影響を与え合ってきた中国と日本。その絆を改めて実感する夜となりました。