ホリー&やぶちゃんの祗園恋物語
放送日 2026年10月19日 月曜日
毎週月曜日 午後8:00~

◆前半は・・・・
リスナーさんからのおたより
ラジオネーム:お祭りまんぼさん

「10月になりましたね。秋祭りのシーズンです。
地元の神社からおみこしが出て、地域を練り歩きました。
昔は夜店もたくさん出ていてにぎやかでした。
祭りとお酒は、切り離せないですよね
お祭り騒ぎのような楽しい番組を、これからも続けてください!」
「普段からお祭り騒ぎみたいな番組だな」と思われているかもしれませんが(笑)、
とても嬉しいメッセージでした。

ぐっち: お祭りといえば、やっぱり有名なのは「祇園祭り」ですね。
僕は錦市場の東側にある「ガバナ」で働いているんですが、
お店のすぐ目の前を御神輿(おみこし)が通るんですよ。

ホリー: あそこ通るの!? 
錦の方たちも年に1回、ちゃんと御神輿を出されるもんね。

ぐっち: そうなんです。通りが広い場所なので、
その時期になるとお客さんや外国人の観光客の方々がガバナに集結して、
写真を撮ったり一緒に掛け声をかけたりして楽しまれています。

【コラム:祇園祭の"本当のメイン"とは?】
山鉾(やまほこ)巡行が目立ちがちな祇園祭りですが、
実は八坂神社の本殿から三基の神様が御神輿に移られ、
町を清めて回ることこそが本来のメイン行事。目の前を神様が通られるような、
まさに勇ましく男らしい瞬間です!
ぐっち: 担ぎ手の方々も、白い装束を着るとやっぱり雰囲気がガラリと変わって
本当にかっこいいんですよね。
ただ、おっちゃんになってくると
「足とお尻だけ痩せてお腹が出てる」みたいなベテラン勢もいて(笑)。
周りで監督役・監視役としてワイワイ声をかけながら歩いているのも、
また良い味を出しています。

九州と京都の「お祭り中のお酒事情」
ホリー: 御神輿といえば、やっぱり日本酒を飲むのが正式なのかな?
ぐっち: どうなんでしょうね。僕は以前、福岡で「博多祇園山笠」に出たことがあるんです。
でも、本番の7月15日の明け方はみなさん一切お酒を飲まないんですよ。
締め込み(ふんどし)をギッチリ締めるので、
トイレに行くのが大変になるという理由もあるみたいですが(笑)、
本番は本当に真剣そのもの。
ただ、7月1日から14日までの期間は、みなさんかなりお酒を飲みまくってましたね!

2時間立ち飲み!?「吉田神社の節分祭」と松井酒造のしぼりたて
ぐっち: 祇園祭のほかに、個人的に楽しみにしているのが「吉田神社の節分祭」です。
ホリー: おっ、あそこの坂を上がっていったところだね!
ぐっち: 実は一番の目的は「お酒を飲みに行くこと」なんです(笑)。
近くにある「松井酒造」さんが出店を出されていて、
そこでいただける「神楽(かぐら)」という日本酒が本当に美味しくて!
海外の方にも大人気なんです。
その時期限定の「特別なしぼりたて」が出るので、
ポケットにスルメや柿の種をこっそり忍ばせて向かいます。

【節分祭での酔いどれエピソード】
前回は「やぶちゃん」と待ち合わせをしていたのですが、
フライングして2時間前から一人で立ち飲み!
通りすがりの酒飲み同士、お互い持ち寄ったアテ(スルメなど)を
シェアしながら飲む空間が最高なんです。
やぶちゃんが到着した頃には、すでにベロベロでした(笑)。
いい気分で酔っ払っていると、
上から赤鬼・青鬼・黄鬼が「ウラァ!」と降りてくるので、
それを見送って帰るのが毎年のルーティンになっています。
次回の節分祭は、みんなで松井酒造さんの美味しいお酒を囲んで乾杯したいですね!

◆後半は・・・・
リスナーさんからのおたより
ラジオネーム:人力車さん
「ちなみに質問なんですが、皆さんの趣味・特技、
集めているものなどはありますか?教えてください!」

今回は「趣味・特技」ということで、
グッチが最近没頭している「金継ぎ」について熱く語ってもらいました。

世界で大注目!「もったいない」から生まれる伝統技術「金継ぎ」
ホリー: 冒頭の自己紹介で「歌う陶芸家」って言ってるけど、
最近は陶芸の中でも「金継ぎ」によく取り組んでるんだって?
ぐっち: そうなんです。壊れた器を直す金継ぎを最近よくやっています。

【コラム:金継ぎ(きんつぎ)とは?】
割れたり欠けたりした陶磁器を漆(うるし)によって接着し、
金や銀などの金属粉で装飾して修復する日本の伝統技法。
海外でも「MOTTAINAI(もったいない)」
精神を体現する美しい修復美として大ブームになっています。
パーソナリティ: 金継ぎって昔からある技術だけど、
最近特にクローズアップされてるよね。
海外の人からすると「もったいない」の精神で、
割れた器を復活させてまた使う文化って珍しいみたい。

ぐっち: そうですね。僕は錦市場の「ガバナ」や、
よく行く居酒屋の「百練」などで働いたり飲んだりしているんですが、
どうしても陶器が割れちゃうんですよね。
そういう時は捨てずに「あえてもらって帰る」ようにしています。

本格派は1ヶ月以上!?知られざる金継ぎの工程とこだわり
ホリー: 割れた器を直すのって、陶器用の接着剤とかで手軽につけるの?
ぐっち: 簡易金継ぎもありますが、
昔ながらの本当の金継ぎは「漆(うるし)」でくっつけます。

【ぐっち流・本格金継ぎのプロセス】
1. 本漆と、小麦粉を水で練ったものを混ぜて「ボンド代わり」にする
2. 割れたパーツ(3?4個程度)を接着する
3. 適度な湿度と温度を保った状態で1?2晩じっくり乾燥させる
4. 乾燥後に余分な漆を削り、きれいに整える
5. 金属粉(金粉、銀粉、錫粉など)で継ぎ目を飾る

ホリー: へぇ?!漆と金属粉でつくんだ!
でも漆って乾かすのに時間がかかるし、かぶれたりしないの?

ぐっち: 手のひらは大丈夫なんですが、
二の腕とか皮膚の柔らかいところについたり、
乾燥後に削った粉が皮膚につくと痒くなりますね(笑)。
丁寧にやると仕上げるまでに1ヶ月以上かかります。

ホリー: 1個仕上げるのにそんなに手間暇がかかってるんだね。
今って金の価格も上がってるけど、金属粉は何を使ってるの?

ぐっち: 本当の金粉を使うとすごく高価になってしまうので、
食品を扱う器には「錫(すず)の粉」を使って銀色っぽく渋く仕上げたり、
「真鍮(しんちゅう)の粉」で金色っぽく仕上げたりしています。
あえて粉をまかず、赤い漆の線のまま仕上げるのも粋なんですよ。

自作の器を「割って、継いで、居酒屋へ持ち込む」!?
グッチ: そもそも僕が陶芸を始めたのは
「自分が飲みたい酒器を作るため」だったんです。
でも、自分で作った陶器をしばらく使って満足したら......
一回割って、また金継ぎでくっつけるんですよ。
ホリー: えぇっ!?自分で作ったのをわざわざ割るの!?
陶器からしたら「せっかく作ったのに何してくれんねん!」って感じやん(笑)。
ぐっち: いや、表情が全然変わって、めちゃくちゃ愛着が湧くんですよ!
作業中は集中してお酒も飲まず(手が震えるので)、
じっくり手間暇かけて完成させたマイ酒器。
それをどうするかというと......マイぐい呑みとして居酒屋に持参するんです。

【酒飲みグッチの至高のひととき】
お店に到着したら、サッとマイぐい呑みを出す。
「熱燗頼むわ」と頼み、金継ぎで味の出た自分の器でキュッと飲む。
お店の人からは「なんやこいつ......」という目で見られますが、
これが最高に気持ちいいんです!

ぜひ、ぐっちが実際に金継ぎをしている様子を
写真やホームページでもご紹介したいと思います!

◆祗園のライブハウス「ジョニーエンジェル」で「HOLLY NIGHT」ライブ
日時 毎月 第二 第四 木曜日 午後3時からと午後7時から
次回のライブは  10月22日 木曜日    11月12日 木曜日 
場所 ライブハウス「ジョニーエンジェル」
    八坂神社西入る北側  祇園ファーストビル5F
問い合わせ 075-551-2234 「ジョニーエンジェル」

koi_202610-7cf89ae60d4322e4ec7a0c2e2a47ea1f9b1f1c0b.jpg