今回の夢追人は、亀岡市大井町の人見武瑠さんと滋賀県守山市の前田仁司さんを訪ねました。
(リポーター:京都・稲冨菜穂、滋賀・西上真帆)
【京都編】

亀岡市大井町にやって来ました。住宅地を抜けると、見晴らしのいい田園風景が広がっています。そして、小道を進んでいくと...

今回の夢追人、人見武瑠さん (39歳)。亀岡市大井町にある農場で両親と3人で「亀岡牛」を育てています。


農場敷地内は「衛生管理区域」なので、防疫服に着替えて中へお邪魔させて頂きます...

母方の祖父の代から自身で三代目だという人見さん。おじい様やお父様が建てた牛舎は、どこか昔懐かしい雰囲気。牛たちは、みんなおとなしくリラックスした雰囲気です。

1,200坪の敷地で300頭近くを育てています。奥には鉄骨の新しい牛舎も。牛と世話をする人間の両方がいかに快適に過ごせるか、設計からオプションまで自身で考えたそう。

父親の政章さんはこの道40年、なんと「亀岡牛」ブランドを立ち上げた一人。そんなレジェンドの政章さんも感心するほど、ストイックな人見さん。日々努力を重ね、二回にわたり農林水産大臣賞を受賞するまでに。

更なる高みを目指し、来年開催される「和牛オリンピック」に初挑戦する計画だそう。

ストレスの少ない、良い環境で育てあげ、上質な霜降りは勿論、旨味が凝縮された赤身づくりを目指しておられます。
【滋賀編】

滋賀県守山市にやって来ました!ちょうど田植えが終わり稲が整然と並んでいて何だか心が洗われます...今回の夢追人さんは、この時期にちょうど収穫最盛期を迎えている果物を栽培している方だそうです。早速会いに行ってみましょう!

今回の夢追人、前田仁司さん(61歳)。小松菜、春菊、メロンを中心に手掛け、8年前から「モリヤマメロン部会」の部会長務めています。「モリヤマメロン」として、「アムスメロン」と「アールスメロン」の二種類を作っていて、このハウスではアムスメロンを栽培しています。

アムスメロンは、1株に2玉だけ育てます。水やりを控えることでメロンの水分が抜け、糖度が上がるそう。そのさじ加減は職人技!


出荷されたメロンを厳しくチェックして選別する選果場にもお邪魔しました。形や丸さ、網目の美しさ、糖度など、厳しい基準をクリアしたものだけが「モリヤマメロン」として販売されます。

選果場で思わぬ再会が!去年11月にご出演頂いた新開竜大さん。モリヤマメロン部会に所属しています。前田さんについて新開さんは、「陰ながら静かにみんなを支え引っ張ってくれている」と。


収穫前の「アールスメロン」のハウスにも伺いました。甘みを凝縮させるため1株につき1玉のみ栽培され、日よけのため新聞紙にくるんで育てます。

アールスメロンは収穫期前ということで、特別にアムスメロンの試食をさせて頂きました。

採れたてのものと追熟させものを贅沢に食べ比べ!追熟させると濃厚な甘みがさらに増し、皮の際までおいしい!

30年以上にわたりメロン作りをされている前田さんですが、「毎年一年生という気持ち」と。天候はその年ごとに違い、いいものを作るためには天候に合わせた栽培方法を選ぶ必要があります。

モリヤマメロン部会の部会長としてブランドをきちんと守りつつ、自身は「現状維持で、いいものを作っていきたい」と話しておられました。
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