今回の夢追人は、今回の夢追人は、京丹波町の小岸達也さんと滋賀県愛荘町の上栁豊寿さんを訪ねました。(リポーター:京都・稲富菜穂、滋賀・西上真帆)

【京都編】

京丹波町にやって来ました。森と田畑が広がる里山の風景に何だか心が落ち着き来ます。

周辺広い画+稲富さん

今回の夢追人さんは、この地域で生み出された、ある京野菜づくりに励んでいる方だそうです。
早速会いに行ってみましょう!

 

京かんざしビニールハウスにて小岸さん・稲富さん

9年前、33歳の時に就農したという小岸達也さん。出身地の京都市内からここ京丹波町に農業をするために引っ越してきました。様々な野菜を手掛ける「少量多品目」の農業を営む中で、この地域ならではの「京かんざし」作りにも励んでいます。

 

城崎さんのハウスにて小岸さん・城崎さん・稲富さん

京丹波町で研究・開発された若どりの金時にんじん「京かんざし」。開発に尽力してきた「京かんざし研究会」会長の城崎正継さんのビニールハウスは、小岸さんのハウスの隣にあり、心強い師匠です。

 

試食

長さ、太さ、色など、細かく規格が定められている京かんざし。根も葉も食べられ、紅と緑の2つの味・彩を楽しむことができると、ホテルや料亭などで重宝がられているそう。生のままでも美味しく食べられるということで、獲れたてを頂けることに...ほんのり甘く、スティックサラダとしてお酒のおつまみにもなりそうです。もう止まりません!

 

一緒に作業をする小岸さん・正司さん

京かんざしのほか、きゅうり、小松菜、春菊など少量多品目栽培を手掛ける小岸さん。多忙な毎日ですが、1年半前からはパートナーの正司さん、半年前からは兄の圭太さんら頼もしい仲間が加わったそう。

 

2ST

漠然と独立して仕事がしたいという思いはあったが何を選択すればいいかわからずにいる中、飲食業界へ。調理やホールの仕事をするうちに食材に興味を持つようになり、さらには、人間らしい生活に憧れ農業の道へ。

 

小岸さん1ST

京かんざしは収穫のタイミングが難しく、手間もかかるものの、「おいしいものを作っているという実感があり充実感がある」とも。京かんざしを含め、現在の広さで栽培している野菜をきちんと管理して、いい状態で出荷していきたいと考えています。

 



【滋賀編】


滋賀県愛荘町にやってきました。こちら軽野神社は町の指定文化財だそうで す。ご利益がありますように...

拝む西上さん

今回の夢追人さんは、実家の農業を継ぐためにそれまでの仕事をやめ、一年前から農業に取り 組んでいる方だそうです。会いに行ってみましょう!

 

作業建物前の道にて上栁さん+1時間にびっくり西上さん

上栁豊寿さん(47歳)。父親が手掛けている農業を継ぐため、24年間務めた電気機器製造会社を去年退職、米、麦、大豆を栽培しています。今住んでいるのは湖南市ということで、車で一時間程かけて実家に通われていると聞いてびっくり!

 

コンバインでの大豆収穫を見学

大豆の収穫は、葉がすべて落ちて株が茶色くなってから行うそうで、今が収穫シーズン。コンバインでの収穫の様子を見学させて頂きました。

 

大豆の実を手に2ST

特別に大豆の実を見せて頂きました。大豆には様々な種類があり、色別だけでも、黄大豆、黒大豆、青大豆、赤大豆、茶大豆などがあるそう。上栁さんは黄大豆を作っています。

 

上栁さん+文雄さん+西上さん

就農2年目の上栁さん。父親の文雄さん(80歳)に教わりながら取り組んでいます。農業を継ぐと聞いた時、文雄さんは、農業の厳しさを知っているだけに心配したものの、内心、嬉しくもあったそう。

 

ビニールハウス前で

水稲の苗を育てるビニールハウス。苗を購入して育てる方法もありますが、上栁さんは、種からまいて一からコメを作っています。

 

座りトーク

電気機器メーカーで工業用レントゲンなどの検査機器の設計を手掛けていた上栁さん。3人兄妹の末っ子で「継いで欲しい」と言われたことはなかったものの、実家の農家を途絶えさたくはないとの思いで、20年以上キャリアを積んだ仕事をやめ、農業を継ぐ道を選びました。

 

上栁さん1ST

去年は気候の影響で収益が上がらず、このまま農業を続けていけるのか不安もあったそうですが、今年は米価格が上がり何とか先が見えた、とも。ただ、今の価格水準がいつまで続くか不透明なため、気候にあった栽培方法を模索し、収益が上がる努力をしていきたいと考えています。

 


今月のプレゼント >>たくさんのご応募、ご意見・ご感想ありがとうございます!

京都プレゼント  滋賀プレゼント

※写真はイメージです。


京野菜セットを2名様、
「滋賀県産近江米きらみずき5㎏」を2名様にプレゼント。

住所・氏名・年齢・電話番号・番組へのご意見、ご感想、ご希望の品をお書き添えの上、

ハガキまたはこのHPの「プレゼント応募フォーム」でご応募ください。

〒602-8588 KBS京都「夢追人」プレゼント係

※〆切り12月20日(土)必着 当選は賞品の発送をもってかえさせていただきます。