今回の夢追人は、京丹後市網野町の畑中孝昭さんと滋賀県守山市の新開竜大さんを訪ねました。 (リポーター:京都・稲富菜穂、滋賀・西上真帆)

【京都編】

京丹後市網野町にやってきました。夕日が美しく見えることで有名な「夕日ヶ浦」、日中の時間帯もすごくきれい!

周辺広い画+稲富さん

今回の夢追人さんは、50歳を機に残りの人生を考え、それまでの仕事をやめて農業の道に入ったという方です。早速会いに行ってみましょう!

 

作業場+畑中さん・稲富さん

ご両親と一緒に農園を営む畑中孝昭さん。自宅前の作業場では、収穫した梨を大きさ別に選別。国内だけでなく台湾など海外にも輸出されているそうで、収穫シーズンは大忙し。

 

梨の圃場+畑中さん・稲富さん

40アールの農園には45本の梨の木が。「二十世紀梨」に続いて10月からは晩生の「新興梨」を収穫しています。

 

梨"

試食"

畑中さんの農園でとれた「新興梨」を頂きました。大玉で食べ応えがあり日持ちするのが特徴です。程よい甘みと酸味が絶品!

 

苗木を見る畑中さん

実は畑中さん、JA職員として30年余り勤務し農業指導員などを経験。2年前に実家の農園を継ぐ形で就農されたそうで、40アールのお父様の圃場の隣に20アールの圃場を増設。自身の栽培方法にも挑戦しようとしています。

 

作業をする畑中さん

80歳を過ぎてもバリバリと働くご両親からは「儲からないから農業はするな」と言われて育ちましたが、50歳を機に人生の残り時間について考え、自分のペースで好きなことをしようと就農に踏み切りました。

 

2ST

農業技術を指導する側から実際に作る側になってみて「言うは易く行うは難し」の部分もあるものの、自分のペースで仕事ができ、満足度も高いそう。ただ、農家として年中忙しく、趣味に費やす時間はなかなかないそうです。

 

畑中さん1ST

「京たんご梨生産協議会」の会長も務める畑中さん。今後は、更に輸入販路の拡大に努めるとともに、作業効率を上げ単価アップもはかりたいと考えています。

 

 

【滋賀編】

 

周辺広い画+西上さん

滋賀県守山市にやってきました。琵琶湖を臨むいい景色! 今回の夢追人、新開竜大さんは、
他府県より移住してきて農業に挑戦されている方だそうです。早速会いに行ってみましょう!

 

イチジク畑背景に新開さん+西上さん

三重県出身で大学時代は環境デザイン・土木に関することを専攻。実家も農家ではありません
でしたが、昨年3月、縁あって、滋賀県守山市に農業をするため移住して来られました。

 

ホウレンソウ畑背景に新開さん+西上さん、圃場での新開さん作業

いちじくは今年始めたばかりで、メインはメロン、ほかに小松菜やほうれん草、春菊などを
栽培しています。

 

前田さん+新開さん+西上さん

周りの農家の方との距離が近く、人付き合いが密で、わからないことや困ったことがある時は色々教われるので心強いそう。この日は、モリヤマメロン部会長・前田仁司さんも様子を見に
来られていました。

 

お遍路さんの傘

大学卒業後、様々なアルバイト経験を経て、24歳から3年間、香川県の農業法人で農業に従事。実家のある三重県から近い近畿地方で就農したいと独立を決意した新開さん。就農を決意したのはお遍路さんの途中だそうで...

 

座りトーク

農業は「自分でものを作っている」という満足感があるという新開さん。自分の目の届く範囲で60歳、70歳になっても作っていける作物を手掛けていきたいと考えています。

 

新開さん1ST

 

 

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