今回の夢追人は、京都市伏見区の中井崇さんと滋賀県甲賀市信楽町の辻󠄀本浩二さんを訪ねました。(リポーター:京都・稲富菜穂、滋賀・西上真帆)
【京都編】

京都市伏見区にやって来ました。宇治川・桂川・鴨川の三大河川が合流する淀川水系の中心地とあって、肥沃な土壌に恵まれた伏見区は、野菜の生産量が京都市内で一位だそうです。今回の「夢追人」さんは、伏見区向島で、ある野菜作りに励まれ、独自の取り組みもされている方だそうです。さっそく会いに行ってみましょう!

中井崇さん(52歳)。高校卒業後、京都府立農業大学校で学び、実家で就農。30アール、およそ3,000平方メートルの広大なハウスでトマトとキュウリを中心に栽培しています。

ハウスの広さを伝えるため、端から端まで走ってみると...



タイムは 9″96!息をきらしながらも稲富リポーター自己ベスト更新!?
これだけの広さを妻のみどりさんとお二人で...頭が下がります。

中井さんの農園では、加工品としてトマトジュース、トマトソース、トマトケチャップを作っています。栽培の過程でどうしてもできてしまう、見た目が悪いだけで味が濃くおいしく甘いトマトを有効活用。食塩などを加えず、しぼったトマトをそのまま瓶詰めにしています。


加工品のトマトジュースはこれから作られるところということで、獲れたてのトマトを頂きました!

想像以上の甘さにびっくり!一口目でおいしいと思ってもらえる、甘みが感じられるトマトが
中井さんの自慢です。

四代目だという中井さん。両親が高齢になる中、自分と妻・みどりさん二人でも今の規模を継続してけるよう、工夫していきたいと考えておられます。
【滋賀編】

滋賀県甲賀市信楽町にやって来ました。出迎えてくれたのは...見上げるほどの大きなたぬきさん!季節ごとに衣装の着せ替えが行われているそうで5月末までは茶娘。今回の夢追人さんは、
ここ信楽町のお茶農家さんだそうです。早速会いに行ってみましょう!


その先でお茶の収穫作業中の姿が。

今回の夢追人、辻󠄀本浩二さん (45歳)。「朝宮茶」の産地として知られる滋賀県甲賀市信楽町で実家の茶農家を継ぎ、煎茶、碾茶、紅茶の栽培を手掛けています。お茶の品評会で農林水産大臣賞を受賞するなど、お茶作りの実力は筋金入りです。

お茶は、時期や収穫する部位によって「一番茶 (新茶) 」「二番茶」「三番茶」「秋冬番茶」などの種類に分かれ、含まれる成分や味わいが異なるそう。この日は、「親子番茶」と言われる茶葉を、母親の寿子さんと力を合わせて収穫。まさに「親子番茶」!

ご両親と一緒に茶農家を経営している辻󠄀本さん。妻の絢香さんも看護師の仕事の合間に手伝ってくれているそうで、辻󠄀本さんは「日本茶インストラクター」、綾香さんが「日本茶アドバイザー」の資格を取得。

そんな "お茶のプロ" のお二人に淹れて頂いたお茶。その深い味わいにほっこり...

高校卒業後、静岡県にある農林水産省の「国立茶業試験場」で二年間お茶について学び、さらに、静岡県にある茶商で三年間勤めたという辻󠄀本さん。実家を継ぐまでに、お茶の仕上げや加工、流通までをみっちり学びました。

とにかく研究熱心な辻󠄀本さん。20代の頃、全国の茶農家の跡取りたちが集まる場所で吸収した経験を生かし、「今後も変わらずいい朝宮茶を作っていきたい」と意気込んでおられます。
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