今月の夢追人は京都市西京区大原野の斎藤治喜さん、甲賀市信楽町・朝宮の黒田為三さんを訪ねました。(リポーター/稲富菜穂)

京都編

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京都市内では、ほとんどつくる人もいなくなった"しろ菜"を家族みんなで栽培する大原野の齋藤さん一家を訪ねました。

農園二代目の治喜さんを中心に、奥さんとご両親、息子さん夫婦と、ときにはかわいいお孫さんたちも手伝って、家族4世代でにぎやかに畑仕事や出荷の作業に精を出します。そんな齋藤家のお昼ご飯にお邪魔して、おいしい"しろ菜"料理もごちそうになりました。

地元農家の有志グループを立ち上げ、地域おこしのリーダーとしても活躍する齋藤さん。「家の仕事も忙しいのに・・」と奥さんに釘を刺されながらも地域のためにがんばる齋藤さんの夢は・・・

「うちが儲かるだけでなく、大原野地域の農業がもっと盛んになって、みんなが儲かって、農業をやる若者でいっぱいの地域にしたいです」


滋賀編

滋賀編 滋賀編

焼き物で有名な信楽の里からほど近い朝宮は、古くから続く滋賀の茶どころ。およそ50軒の茶農家が、それぞれ自慢のお茶を作りつつ、地域のみんなで「朝宮茶」の普及に力を入れています。

黒田さんは朝宮の茶農家のリーダー的存在。持ち前の明るいキャラクターで地域の農業を引っ張ります。ちょうど新茶を摘み終えた黒田さんの目標は、品評会で朝宮茶が上位を独占すること。大会に向け、黒田さんが丹精込めて作ったお茶のお味は・・?息子さんたちがつくる自慢の茶そばもいただきました。

"最高級のお茶"づくりをめざす黒田さんの夢は・・・

「地域の生産者が一致団結して、隠れたおいしいお茶・朝宮茶の味を全国の皆さんにお届けしたいです」