東京の山手線・京浜東北線の品川~田町間の新しい駅「高輪ゲートウェイ」が、
やっと3月末に本格的に街びらきしました。
この駅自身は5年目に開業してますが、
これまで駅周辺になにもない殺風景な駅でした。
しかしここがJR東日本が総工費6000億円かけた一大駅プロジェクトだったんです。
ここは もともとは広大な田町車輛センターがあったところで、
多くの電車の車両基地でした。
しかし時代とともにその需要が減ったため、車両基地を縮小して隣に移し、
その跡地に新駅をつくりました。
開業から5年は駅周辺は何もなく殺風景でしたが、
今回の街びらきでエキナカや隣接の高層複合ビル5棟中2棟がオープン。
秋以降 JWマリオットホテルや新しい施設もどんどんオープンする予定で、
やっと街が動き始めた感じです。
駅舎は隈研吾:設計で地上3階建ての光がたっぷりふり注ぎ、
木をふんだんに使った近代的な明るい駅に仕上がっています。
2階コンコースには 芝生広場や無人コンビニ、
そして広くとった窓からは、
これから続々オープンしていく高層ビル群や車両基地に停まる電車たちが一望。
3階には有名なカフェも入店し、
ここのシュークリーム〈780円〉を求めて連日行列ができています。
そして ここの発車メロディは、
服部隆之作曲、NHK交響楽団演奏のオリジナル曲
「グロリアス ゲートウェイ」の荘厳なサウンドなのにもびっくり。
改札を出ると新しいビルとつながる広い屋外テラスがひろがります。
そしてここでは自動走行モビリティが人気をあつめていました。
遠隔操作型小型車は3人まで乗れ時速6kmで自動運転。
周囲の歩行者の状況を見極めながら走り、乗り降り自由・無料で利用できます。
JRなら新幹線を品川で降りて、在来線で一駅、東京方面へ。
また都営地下鉄・京急の「泉岳寺」駅もすぐ近くです。
ぜひ東京に行く際に一度に未来を見据える街に立ち寄ってみてください。