今回の夢追人は、南丹市園部町の下間(しもつま)康広さん。滋賀県高島市今津町の井上四郎太夫さんを訪ねました。(リポーター：稲富菜穂 / 橘ゆい)

【京都編】

南丹市園部町南八田を流れる八田川。
桜並木とホタルのシーズンは隠れた人気スポットだそうですよ♪

で、この季節はというと・・・これです！これ！
「畑のブラックダイヤ」とも呼ばれる高級黒豆の一つ、「紫ずきん」です☆

ひょっとしてあれは、ダイヤの畑...！！

というわけで、南八田で「紫ずきん」をつくっておられる下間さんをお訪ねしました。
下間さんのご実家はもともとお米農家でしたが、Uターンして専業農家になったのを機に「なにより味がおいしいから」「食べた人が喜んでもらえる」と「紫ずきん」の栽培を始めたんだそうです。

これは味を確かめねば！！
出荷前の味見ということで、「紫ずきん」を茹でていただきました〜

出ました！紫ずきん☆黒光り！

食べだしたら止まりません〜。

ちなみに、下間家の4姉弟のお名前は、初穂ちゃん、明穂ちゃん、穂積くん、穂高くん。
菜穂ねえさん「なんか親近感わくわ〜」

穂積＆穂高ブラザースは農業マシンにめっちゃ詳しい！
菜穂ねえちゃんに説明しまくり。

初穂ちゃんは中3受験生。こっそり進路について聞いてみる菜穂ねえさんに「動物が好きで、農芸高校に行って動物のことを勉強したい」と話してくれました。ガンバってね☆

お父さんの康広さんは「彼女のしたいことをしてくれたらいい。畜産は似たような業種なので、1＋1が2ではなく、3にも4にもなれば」と、いい笑顔。

「南八田は地域全体が家族のような所。自分も地域の人に叱られたり褒めていただいたりしてきた。地元に恩返ししていきたい。」と話す康広さんの夢は・・・
「この先、年をとっていっても、この場所で嫁さんとか家族といっしょに楽しく営農させていただくことが夢です」

【滋賀編】

やって来たのは高島市今津町の椋川(むくがわ)。緑に囲まれた自然豊かな集落です。

看板にどーん！と書いてある...「おっきん」って...なんじゃらほい？？

こちらは今回の夢追人。椋川農産代表の井上四郎太夫さん。
「暑い中来てくれておっきんやな」
そうです。「おっきん」とは「おおきに・ありがとう」の椋川の方言なんです。

ロケの時期は、ちょうど早場米のハナエチゼンが収穫直前。
すくすく育ってくれて「おっきん」です☆

ナスをつくっていたのはI(アイ)ターンで椋川に移り住んで井上さんの会社で働く榊さん。 榊さんは井上さんに「受け入れてくれて、おっきん」。井上さんは「椋川に来てくれて、おっきん」ですね♪

椋川では、そんな「おっきん」な気持ちのつまったイベントが毎年秋に行われるそうです。
ちょっと早めに体験させていただけるということで、古民家を改装した「おっきん椋川交流館」にお邪魔しました。

囲炉裏を囲んで集まっていただいたのは井上さんと榊さんご夫妻、栗田さんご夫妻。

「おっきん椋川」では、イベント当日、地域の何軒かの民家で地元の食材を使った家庭料理がふるまわれ、訪れた人たちは集落をまわりながら各家庭の味を買い求めて楽しむことが出来るんですよ。
今回は井上さんの奥様と、榊さんの奥さん、栗田さんの奥さんが、山菜や塩麹を使った料理を用意して下さいました。

おいしいです！おっきんです！

（収録後はスタッフでおいしくいただきました。おっきんッス！！！）

左は「おっきん椋川」発起人の是永さん。椋川の自然と味覚が満喫できる「おっきん椋川」。今年は11月19日(日)開催予定。午前10時ごろから午後2時半ごろまでだそうですよ〜
徐々に情報を載せるそうなので、詳しくは「結いの里・椋川」のFacebookなどでチェックしてみてください。

若い榊さん一家が椋川で農業を始めたことに「100％以上のエネルギーをもらってます」と話す井上さんの夢は・・・
「お客さんに喜んでいただける農産物、減農薬でおいしいお米、野菜を提供していく。IターンやUターンの方が喜んでこの地に戻っていただける。そんな夢を持っております」

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※写真はイメージです。

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