心はんなり旅気分「意外と目立たない和歌山市の歴史探訪」

和歌山といえば 白浜・紀伊勝浦・串本・熊野古道など観光は南部のイメージがあり、
県庁所在地の和歌山市は素通りすることが多いのですが、意外とこれが見所多いんです。

<和歌山城> 
豊臣秀吉の弟・秀長が築城。白亜3層の大天守が虎伏山(とらふせ)の頂上に。
これは1958(S33)に再建された連立式天守閣です。
天守に登れば 紀ノ川の豊かな流れや 和歌山市内が一望。
西の丸庭園には長さ27mの御橋廊下が。これは天守閣と庭園を結ぶもので、
藩主とお付きのみ通行でき、外部から見えないようになっています。


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<養翠園>
徳川10代藩主 治宝(はるとみ)が造営した1万坪の大名庭園。
松を主とした池泉回遊式の庭園は 全国でも珍しい海水を取り入れています。
石橋と山の借景もすばらしく、5月にはカキツバタがきれいに咲き誇ります。


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<紀州東照宮>
徳川頼宣(よりのぶ)が父・家康を祀ったところ。
本殿には 108段の急な階段(1段が高い)登らなければなりません。

朱色や極彩色の楼門や社殿が美しく、裏に回れば左甚五郎の彫刻や、
狩野探幽の壮麗な壁画絵巻が圧巻。
また本殿からは和歌浦の景色が一望できます。


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