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日本民間放送連盟賞・ラジオ近畿地区 エンターテインメント番組部門1位 KBS京都ラジオ制作「岸野雄一の~民謡でヨイショ!~」
2025年日本民間放送連盟賞・ラジオ近畿地区審査会が7月2日実施され、KBS京都ラジオ(AM1143 FM94.9)制作の番組がエンターテインメント部門で1位になりました。近畿地区にある放送局から出品された8番組の中から、KBS京都で今年5月に放送した特別番組「岸野雄一の~民謡でヨイショ!~」が1位に選ばれました。
この番組は、昨年の秋から春まで放送していた「岸野雄一の地球が奏でる音めぐり」で、"民謡は面白い!"特集からの派生番組です。
民謡は人の暮らしから生まれた会話がリズムにのり、その土地の声、言葉、歌われてきたものです。日本各地には数万曲の民謡があると言われていますが、歌い継がれるものもあれば、消えてゆくものもあります。この民謡たちが消えることなく、末永く老若男女に受け継がれてほしいという願いを込めて作られた番組です。
番組の軸となるのは、「継承」と「人が繋ぐ」ということ。案内人に京都の一乗寺に伝わる鉄扇踊りの保存・継承に尽力されている岸野雄一さん、江州音頭で関東の盆踊りシーンを沸かせている唄い手・中西レモンさん、民謡を紹介してくれるキャラクター「みんようちゃん」として民謡研究家の佐藤千春さんを迎え、民謡「おてもやん」の今昔を紐解きながら進行していきます。
審査員からは「民謡が歌い継がれていく、それが伝えられるのがラジオだと感じた」「番組の構成がよく練られている」などという評価をいただきました。近畿地区で1位となったこの番組は、中央審査へと進み、結果は9月に発表予定です。
日本民間放送連盟賞は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、CM制作や技術開発の質的向上と、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的に、民放連が1953年に創設した賞です。
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株式会社京都放送(KBS京都) ラジオ編成まで
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