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今日の祇園祭

子どもの感性で伝える 「祇園祭児童画展」

祇園祭をテーマに、鉾町の子どもたちが制作したうちわや絵画の作品展が京都市内で開かれています。この作品展は、京都を中心に活動する染色作家などでつくる実行委員会が毎年開いているもので、ことしで4回目を迎えます。会場には、授業の一環として祇園祭について学ぶ京都市内の3つの小学校の4年生と5年生が制作したうちわや絵画などおよそ500点が展示されています。このうち洛央小学校の5年生らは、祇園祭の魅力や伝統を意識した京友禅の旗を制作し、高倉小学校の5年生らは、祇園祭の学習を通してそれぞれがイメージしたものをうちわにしています。この作品展は、京都市中京区室町通にある明倫ビルで今月24日まで開かれています。

[2018年07月16日|今日の祇園祭

祇園祭で火災防止へ 露店に防火指導

祇園祭の宵山期間が始まっている京都市中心部の山鉾町で、火気を扱う露店を対象に消防署員らによる防火指導がきょう、行われました。きょう午後、中京区の室町通を中心に中京消防署の署員らが、山鉾町界隈に軒を連ねる火を取り扱うおよそ100の露店に対して、防火指導を行いました。2013年の福知山花火大会での爆発事故を受け、火気を扱う露店では消火器の設置が必要となったため、きょうは、消火器をきっちりと設置しているかどうかやプロパンガスのボンベを使う店では、ボンベが倒れないように紐で固定をしているかどうかなどを巡回して確認したほか、事前に行われた防火講習会を受けたことを証明する許可証の提示を求めました。中京消防署によりますと、このあと午後6時ごろから署員を増員して烏丸通を中心におよそ600の露店を指導するということです。

[2018年07月15日|今日の祇園祭

祇園祭「曳き初め」

祇園祭の前祭山鉾巡行を前に、鉾の試しびきをする「曳き初め」がきょう、四条通周辺で行われました。四条通烏丸西入ルの「函谷鉾」では、午後2時音頭取りの掛け声を合図に曳き初めが行われました。きょうは、函谷・鶏・月・菊水・長刀の5つの鉾で曳き初めが行われ、組み立てられたばかりの山鉾をひく曳き初めは、子どもや女性も綱を引けるとあって、地元の小学生や浴衣姿の女子大生も参加しました。四条室町の「鉾の辻」では、危うく鉾が信号機にぶつかりそうになるハプニングもあり、関係者をヒヤッとさせました。浴衣姿の囃子方が演奏するなか、鉾頭を大きく揺らすと、沿道から見守る大勢の人からは、「おおっ」という歓声が上がっていました。祇園祭、前祭の山鉾巡行は来週火曜日17日に行われます。

[2018年07月12日|今日の祇園祭

1年に1枚 すべての山鉾を描く絵画展

祇園祭の神幸祭や還幸祭でまちを練り歩く神輿を鴨川の水で清める「神輿洗い」の神事が昨夜、四条大橋で営まれました。「神輿洗い」は、3基ある神輿のうち素戔嗚尊(すさのおのみこと)を乗せる「中御座」の神輿を鴨川の水で清める神事です。きのう午後8時すぎ、神輿の通り道を照らす4mもの大たいまつが四条大橋までの道を行き交い、法被姿の担ぎ手の「ほいっと、ほいっと」という威勢のよい掛け声とともに四条大橋に神輿が到着しました。そして、金色に輝く神輿が橋の真ん中で上下に揺すられると、鐶(かん)と呼ばれる飾り金具が豪快な音を響かせました。続いて、鴨川から汲んだ神聖な水に榊を浸し、神輿や周りを囲む氏子それに観客らに振りかけ清めました。この水を浴びると、厄払いになると言われることから橋は人で溢れ、小さな子どもは大人に肩車をされながらしぶきを浴びていました。清められた神輿は、八坂神社に戻りほかの2基の神輿と共に、17日の神幸祭と24日の還幸祭でまちを練り歩きます。

[2018年07月12日|今日の祇園祭

祇園祭を描いた作品展

豪華絢爛な祇園祭の山鉾や祭りを支える町衆を描いた展覧会が京都市中京区の京都文化博物館で開かれています。会場には、作者の竹内照代さんがおよそ10年前から祇園祭の関係者らに直接、話を聞いたり行事に足を運ぶなどして描いた作品およそ20点が展示されています。豪華絢爛な鉾や山、それに生き生きとした町衆の姿が岩絵の具、金箔などを用いて涼しげなうちわや屏風に描かれました。去年、三若神輿会の中御座神輿を取材して描いたという作品は神輿洗いやたいまつで道を清める場面などが墨を使って、表されています。そのほか現在、休み山の鷹山が復興に向け徐々に準備する様子を描いたものもあります。「まつり展」は今月29日まで開かれています。

[2018年07月11日|今日の祇園祭

祇園祭「神輿洗い」 勇壮に

祇園祭の神幸祭や還幸祭でまちを練り歩く神輿を鴨川の水で清める「神輿洗い」の神事が昨夜、四条大橋で営まれました。「神輿洗い」は、3基ある神輿のうち素戔嗚尊(すさのおのみこと)を乗せる「中御座」の神輿を鴨川の水で清める神事です。きのう午後8時すぎ、神輿の通り道を照らす4mもの大たいまつが四条大橋までの道を行き交い、法被姿の担ぎ手の「ほいっと、ほいっと」という威勢のよい掛け声とともに四条大橋に神輿が到着しました。そして、金色に輝く神輿が橋の真ん中で上下に揺すられると、鐶(かん)と呼ばれる飾り金具が豪快な音を響かせました。続いて、鴨川から汲んだ神聖な水に榊を浸し、神輿や周りを囲む氏子それに観客らに振りかけ清めました。この水を浴びると、厄払いになると言われることから橋は人で溢れ、小さな子どもは大人に肩車をされながらしぶきを浴びていました。清められた神輿は、八坂神社に戻りほかの2基の神輿と共に、17日の神幸祭と24日の還幸祭でまちを練り歩きます。

[2018年07月11日|今日の祇園祭

前夜巡行に向け「鉾建て」 祇園祭

祇園祭、前祭の山鉾巡行を一週間後に控え、けさから「鉾建て」が四条烏丸周辺で行われています。四条烏丸東入るの長刀鉾 では、けさ8時から鉾の組み立て作業が始まりました。会所の中では、3つに別れた真木と呼ばれる鉾の柱が運ばれ、長さおよそ20mに繋ぎあわせる作業が行われました。きょうは四条烏丸周辺で17日の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾のほか、函谷鉾や月鉾、鶏鉾などで朝早くから鉾建てが行われ、作事方や建方などと呼ばれる職人たちが、槌音を鳴り響かせながら鉾の骨組みを釘を1本も使わずに縄だけで固定する「縄がらみ」という技法で組み立てていきました。沿道を行き交う人たちは、梅雨明けの光降り注ぐ蒸し暑さの中、額に汗しながら作業する職人らを見上げると祭ムードの高まりを感じていました。山鉾の曳き初めは、今月12日の午後から順次行われます。

[2018年07月10日|今日の祇園祭

祇園祭 長刀鉾稚児が「太平の舞」

祇園祭のハイライト、前祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾できょう、神事始めの吉符入りが営まれ、稚児が「太平の舞」を披露しました。京都市下京区の長刀鉾町会所では、祭の無事を祈願する吉符入りが行われ、このあと、奉納囃子が鳴り響くなか、ことしの稚児を務める小林勇太朗くん(8歳)が、大岩くんと伊東くんの禿ふたりとともに、町会所の2階の窓辺を鉾の上に見立て、17日の巡行の際に舞う「太平の舞」を披露しました。振袖にかみしも姿の稚児は、頭に蝶とんぼと呼ばれる飾りをつけ、胸につけた鞨鼓と呼ばれる小さな太鼓をポンと響かせ優雅な所作で稚児舞を舞っていました。四条通りには、舞を一目見ようと多くの人だかりができ祭りムードを楽しんでいました。

[2018年07月05日|今日の祇園祭

祇園祭 船鉾で「神面改め」

祇園祭の山鉾のひとつ船鉾で、町内に伝わる新旧ふたつの面の無事を確認する「神面改め」が、きょう行われました。「神面改め」は、室町時代につくられた「本面」と、本面に似せて江戸時代につくられた「写し面」の無事を確認するもので、午前10時前、会所では吉符入りの儀式が行われ、八坂神社の神職が祝詞をあげたあと、関係者およそ30人が次々と玉串を奉納しました。船鉾のご神体、神功皇后は、夫に代わって男装し、身籠ったまま海軍を率いて勝利したという伝説をもつ女性で、船鉾は航海の安全と、安産に御利益があるといわれています。羽織はかま姿の関係者らが見守るなか、保存会の古川理事長と醍醐町内会長が息がかからないように懐紙を口にすると木箱から面を取り出し、およそ30秒間神面改めを行いました。船鉾は、前祭巡行のしんがりをつとめます。

[2018年07月03日|今日の祇園祭

山鉾の駒形提灯電気配線 安全点検

祇園祭の宵山期間中、山や鉾を飾る駒形提灯に使う電気配線の安全点検がきょう行われました。京都市下京区の下京中学校成徳学舎の多目的ホールには、各山鉾町から33基すべての山鉾の電気コードが持ち込まれました。そして、下京と中京の消防署と関西電力の職員あわせておよそ30人が、ひとつひとつ電気コードが切れていないか、電球ソケットが割れていないかなど、専用の機器を使って丁寧に点検していました。配線検査は、動く美術館とも言われる貴重な山や鉾を火災なとから守ろうと毎年行われるもので、33基の山や鉾に使われる電気配線の長さは、およそ3kmにも及び、電球の数も3000個になるということです。駒形提灯は、曳き初めが終わったあとに山や鉾に飾り付けられ、宵山などで祭りムードを盛り上げます。

[2018年07月03日|今日の祇園祭

長刀の作者 正式に判明

祇園祭のハイライト山鉾巡行の先頭をゆく長刀鉾の鉾先につけられていた巨大な長刀について、戦国時代の京都で起きた宗教一揆で略奪の被害に遭っていたことがわかりました。これは京都国立博物館が行った学術調査で明らかになったものです。かつて長刀鉾につけられた長さ1mほどの刀は、室町時代、1522年に京都の刀鍛冶、後三条派の長吉によって製作されたと伝えられていましたが、学術的な調査は行われていませんでした。今回の調査でこの長刀の茎部分に長吉による製作が記されていることが分かり、正式に裏付けられました。また、茎の裏側には、1536年の戦国時代に京都で起きた宗教一揆「天文法華の乱」で略奪されたもので翌年、近江に住む刀鍛冶職人の助長が奪われた長刀を発見し、買い取って八坂神社に奉納する形で返却していた経緯が刻まれていたということです。現在の祇園祭では、この長刀の複製が使用されていて、京都国立博物館ではことし9月に開かれる企画展で、本物の長刀を展示する予定です。

[2018年07月02日|今日の祇園祭

山一番「蟷螂山」と「黒主山」

祇園祭のハイライト・山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」がきょう行われ、山一番は前祭が「蟷螂山」に、後祭が「黒主山」に決まりました。「くじ取り式」は先陣争いを避けるため1500年に始まったとされます。きょう午前10時から京都市中京区の京都市会本会議場で行われあらかじめ巡行の順番が決まっている「くじ取らず」の9基を除いた24基の代表者がはかま姿で登壇し、緊張した面持ちでくじを引いていきました。平成最後の前祭の山鉾巡行で、先頭を進む長刀鉾に続くことしの「山一番」は「蟷螂山」が2005年以来、13年ぶりに引き当てました。また後祭のくじ取らずの2つの山に続く山一番は「黒主山」に決まりました。山鉾巡行は前祭が今月17日、後祭が24日に行われます。

[2018年07月02日|今日の祇園祭

祇園祭幕開け 稚児ら「お千度の儀」

日本三大祭りのひとつ、「祇園祭」が幕開けし、京都市東山区の八坂神社では、長刀鉾の稚児らが祭の安全を祈る「お千度の儀」に臨みました。午前9時50分ごろ、祇園祭前半のハイライト「前祭」の山鉾巡行で先頭の長刀鉾に乗る稚児らが、八坂神社の南楼門をゆっくりとくぐりました。ことしの稚児を務める小林勇太朗くん(8歳)は神妙な面持ちで、補佐役の禿を務める大岩勇仁くん(9歳)と伊東諒くん(8歳)とともに本殿でお祓いを受け、玉串を奉納しました。続いて、鮮やかな水色の着物と朱色の袴姿の小林くんは、父親に手を引かれながら、禿2人と本殿をゆっくり歩いて3周し、祭の無事を祈願しました。京都の夏を1カ月にわたって彩る祇園祭はきょうが幕開けで、多くの山鉾町では神事始めの儀式「吉符入り」が行われ、祭ムードが漂い始めます。

[2018年07月01日|今日の祇園祭
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