※今年度の祇園祭山鉾巡行は中止となります。その他の行事やちまき販売などについては「祇園祭山鉾連合会 公式サイト」をご覧ください。

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山鉾巡行

祇園祭のクライマックスといわれる山鉾巡行。前祭(さきまつり)は17日の午前9時から、後祭(あとまつり)は24日の午前9時30分から、四条界隈を中心とした地域で繰りひろげられ、全国から沿道に詰めかけた大勢の人たちを魅了します。

豪華な懸装品に身を包んだ山鉾が、勇壮に都大路を進むこの山鉾巡行は、「動く美術館」と称される山鉾の魅力、祇園祭の魅力を、もっとも強く感じられる行事です。この山鉾巡行、もともとは、前祭・後祭にわかれていました。前祭は、神輿がお旅所へ渡御する17日に、後祭は、神輿が八坂神社へ戻る24日おこなわれていました。どの山鉾がどちらの巡行に参加するかは、一部の例外もありますが、蛸薬師通りを境界に南北で決められていたといわれています。

これが戦後に一本化し、17日に一斉におこなわれるようになりましたが、平成26年(2014年)から前祭・後祭の元の形に戻ることになりました。

前祭山鉾巡行は17日午前9時、各山鉾が四条烏丸に集結します。そしてくじ取らずの第1番・長刀鉾が先頭となり、祇園囃子の音色を響かせて巡行がスタート。四条堺町にたどり着くと、そこで奉行(京都市長)による「くじ改め」がおこなわれます。

そして四条麩屋町にさしかかると、南北の角に建てられた「斎竹(いみたけ)」と呼ばれる青竹に、しめ縄が張られています。このしめ縄は、神の域と人の域の境に張られた結界をあらわすもの。そこから先は、神の域だというしるしなのです。後ろに22基を率いる先頭の長刀鉾は、この結界を解いて神の域に踏み込みます。神々しい衣裳に身を包んだ稚児が、太刀を振り下ろしてしめ縄を切って落とします。そして、鉾はゆっくりと動き出し、次なる見せどころ「辻回し」が、四条河原町でおこなわれます。辻回しになると、お囃子の演奏曲も変わり、ムードを盛り上げます。巨大な鉾が90度角度を変えるシーンは、実にダイナミック。音頭取りの扇子さばきを合図に、竹にのせた車輪を滑らせて方向転換します。

そしてそのまま河原町通りから御池通りへと進み、新町通りを通って、それぞれの町内へと帰っていきます。昔、疫病が流行したとき、66本の矛を立てたというお話が、祭の起源のなかでありました。鉾は、疫病を集める役目を果たすとされています。ですから、巡行を終えた山鉾は、そのなかに疫病を携えています。そこで、巡行が終わるとすぐに解体しなくてはなりません。そうすることで、疫病を流し去ることができるといわれています。

後祭山鉾巡行は24日午前9時30分、烏丸御池を出発し、河原町通を経て、四条烏丸へ10基が巡行します。

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