第185回 伊勢神宮のふるさと ~京都 "元伊勢" めぐり~
2026年1月4日 放送
祟神天皇の時代、疫病を鎮めるために宮中から天照大神を移し、暫定的に祀った場所を「元伊勢」と呼ぶ。今回は、全国各地にある「元伊勢」のうち、京都府北部の「元伊勢」を紹介する。福知山市にある「元伊勢三社」は、伊勢内宮の元宮と伝わる皇大神社、食の神・豊受大神を祀る豊受大神社、天岩戸伝説が息づく天岩戸神社から成る。清々しい本殿のほか、一願成就の日室ケ岳遙拝所や金運アップの御門神社などが見どころ。もう一つの「元伊勢」である丹後一宮・籠神社では、現存する日本最古の系図、国宝「海部氏系図」を元に、「元伊勢」と呼ばれる理由を紐解く。伊勢神宮のふるさと・元伊勢をめぐり、歴史と神話の世界へ誘う。
