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9月5日に開幕する関西学生野球の秋季リーグ戦。
立命館大学の注目は、プロも熱い視線を送るエースの有馬投手と、正捕手の西野選手です。
悲願の日本一へ、大学最後のシーズンに挑むバッテリーにフォーカスです。
京都市北区にある立命館大学・柊野総合グラウンド。
秋のリーグ戦の開幕を控え、プロ注目のバッテリーが最終調整を行っていました。
最速151キロのストレートを誇る左腕、エースの有馬伽久。
そして、打撃と守備でチームを支える正捕手、西野啓也。
大学最後のシーズンに挑むふたりが見据えるのは、去年、あと一歩で届かなかった「全国の頂点」です。
去年の明治神宮野球大会の決勝、青山学院戦。
立命館は6回に3点を先制され、迎えた7回、マウンドに立ったのは有馬でした。
1回戦で10者連続奪三振の大会新記録を樹立した有馬ですが、この試合では追加点を許します。
8回裏、4点を追う立命館打線で意地を見せたのが西野でした。
ライト線へのツーベースヒットで得点のチャンスを迎えます。
しかし反撃にはつながらず、0対4で青山学院に敗れました。
明治神宮大会で初の準優勝。
快挙を成し遂げながらも、立命館の選手に笑顔はありませんでした。
【声】立命館大学 有馬伽久投手【当時3年】
「日本一を目指して神宮に来て、最後に勝ちきれなくて悔しいです(涙)」
あれから、およそ10か月。
リベンジに燃えるふたりは、成長を続けています。
有馬の強みは、勝負どころで三振を奪えるキレのある変化球。
この夏は、体の無駄な力を抜き、フォームのブレを無くすことで、試合終盤まで制球と球威を保つピッチングを追求してきました。
【声】立命館大学 有馬伽久投手
「去年、決勝で負けてから、また神宮で日本一を取りたいという思いで練習してきたので、しっかりやってきたことをチームとして出せるように頑張りたい」
一方、西野には、野球への向き合い方を変えた出来事がありました。
思うような結果を残せず、野球をやめようかと考えた時期。
そんな西野に声をかけたのが、ことし春に卒業した前年度のキャプテン、川本でした。
【声】立命館大学 西野啓也捕手
「変えられない現状に文句を言うなと。
人間の性格やプレーする環境は、今すぐには変えられないことだから、そこに目を向けずに自分がやれることをやる。
そういうことを川本さんに教えてもらった」
そして今、西野は、去年の明治神宮大会決勝をこう振り返ります。
【声】立命館大学 西野啓也捕手
「正直、負けた悔しさはあまりなくて、それは青学を少し上に見過ぎていたと感じている。
下からいく気持ちは大事だが、そこを追い越すというか、勝つという気持ちが薄かった。
去年の主将の川本さんは、最後まで日本一をあきらめていなかったので...」
尊敬する川本と、つかめなかった日本一。
共に汗を流してきた仲間にとっても、有馬と西野と挑む最後の秋には、特別な思いがあります。
【声】立命館大学 丸岡優太主将(4年)
「あの二人と共にグラウンドにプレーできているのは、僕自身も誇りを持っている。
あの二人をなんとしても、もう一度、神宮へ連れていきたい」
仲間とともに目指す全国の頂点。
有馬と西野、最後のシーズンが始まります。
【声】立命館大学 有馬伽久投手
「3年生の時は、僕が侍ジャパン大学日本代表、4年は西野が選ばれて、すごく注目されると思うが、まだ何も成し遂げられていないので、最後にバッテリーとして、チームを引っ張って、まずはリーグ優勝して、最終的には日本一を取りたい気持ちはあるので、そこに向かって頑張りたい」
















