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高校のトップアスリートが滋賀県彦根市に集結し、7日間の熱戦が繰り広げられた全国インターハイ陸上競技。
そこには、勝敗だけではない、特別な物語がありました。
夕日が沈みかける、午後5時。
彦根城の隣にある競技場で高校生たちの熱い戦いが幕を開けます。
大会は、暑熱対策により史上初となるナイターで行われました。
洛南高校3年の土井カハルには、追い続けた背中があります。
中学時代、100mの中学新記録を打ち立てた市立船橋高校の片山瑛太。
4×100mリレー決勝、2人はアンカーとして一騎打ちとなります。
土井が最後に片山に抜かれ2位。
それでも、悔しさ以上にライバルと競いあえた達成感を口にしました。
【声】洛南高校 3年 土井カハル主将
「市立船橋の片山瑛太君とは中学3年の頃からずっとライバルで、僕自身、彼に刺激されて、ここまで来た。
フィニッシュラインまで彼と走れたというのは、非常に印象深い」
100m決勝でも4位に入りチームを引っ張った土井。
学校間で得点を競う対校戦を制し、洛南高校を3年連続13回目の男子総合優勝に導きました。
3000m障害なら全国でも戦える、そう信じた続けた洛北高校3年の島田勝麻。
トラック種目で最も過酷とされるこの競技は、激しいスピードレースを展開しながら、ハードルを28回、さらに水が張られた水濠を7回、飛び越えなければなりません。
夢をかなえた全国の舞台で今シーズンの自己ベストで走り切り、島田は15位に入りました。
【声】洛北高校 3年 島田勝麻選手
「中学の頃は全国大会に出られる選手ではなかった。
この3000メートル障害を2年半やってきて全国まで行けたので、自分を表現できる競技かなと思う」
苦しんだ先に光をつかみ取った選手もいました。
花園高校3年の丹羽夏音です。
円盤投げに打ち込んだ高校生活、1年の時に全国8位入賞を果たすものの、その後はスランプに陥りました。
しかし、最終学年、全国4位に輝きました。
【声】花園高校 3年 丹羽夏音選手
「どうにか這い上がって、ここまで戻って来られて、メダルが欲しかったという思いはあるが、それでも、もう一回みんなに支えてもらって入賞できてうれしい(涙)」
投てき種目でチーム一丸となって戦った花園高校は、男子砲丸投げでも寒川和弘が6位入賞を果たしました。
【声】花園高校 3年 寒川和弘選手
「楽しい想い出がいっぱいできた。
花園での3年間は自分にとって最高でしたね」

















