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京都市下京区の近鉄京都線の京都駅の構内で29日早朝、始発の4両編成の普通列車が脱線しました。乗客や乗員に、けがはないということです。
近畿日本鉄道によりますと、29日午前5時15分ごろ、近鉄京都線で5時12分京都発、橿原神宮前行きの4両編成の始発の普通列車が脱線しました。列車は、京都駅を出たすぐの京都駅構内で2両目と3両目の車両がずれたような状態で止まり、近鉄の職員や作業員らが車両の周囲を点検したり、乗り降りしたりする様子が見られました。近鉄によりますと、列車は、線路を分岐する「転てつ器」付近で脱線しており、事故の原因は分かっていません。列車の乗客およそ30人にけがはなく、係員が徒歩で京都駅まで誘導したということです。事故の影響で、京都駅と上鳥羽口駅の間で、現在も運転が上下線とも見合わせになっています。近鉄は29日終日運転を見合わせると発表しました。午前中には改札口の前で駅員に問い合わせをする人や、運転見合わせのモニターを見つめる人などの姿が見られました。
【声】利用客は
「竹田駅で地下鉄の烏丸線に乗り換えて京都まで来ました」
国の運輸安全委員会は、事故調査官を現地に派遣し、運転士への聞き取りをはじめ、車両や線路などを確認しました。取材に応じた調査官は、「事故原因は様々なことが考えられ、今の段階では何も言えない」と話しました。一方、近鉄は午後3時から大阪で記者会見を開きました。出席した高浦仁史上席執行役員らは、線路の分岐器などが異常な動作をした形跡がなく、始発列車前の目視点検や、遠隔操作での動作確認でも異常がなかったと説明しました。また、車両の撤去や運転再開については未定としました。













