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プロ・アマ問わず、サッカーの日本一を争う国内最大のトーナメント・天皇杯への出場をかけて、5月9日、「京都FAカップ」決勝戦が行われました。
決勝は、京都の代表決定戦らしい白熱した試合展開となりました。
決勝の舞台へと勝ち進んだのは、3連覇がかかる青のユニフォーム・京都産業大学と、4年ぶりの優勝を目指す白のユニフォーム・同志社大学。
現在、関西学生リーグ1部で首位争いを繰り広げる両チームの対戦となったこの試合、優勝すれば天皇杯に出場できます。
先にリズムを掴んだのは京産大です。
前半18分、コーナーキックを獲得すると、キッカーは世代別日本代表の経験もある皿良です。
ゴール前に放ったボールは相手にクリアされますが、こぼれ球に伊藤!
ここは枠をとらえきれませんが、再びコーナーキックの流れからチャンスが訪れます。
前半26分、一度は相手ゴールキーパーにパンチングではね返されますが、再びエリア内にボールを送ると、ゴール前混戦の中、最後は原田が右足を振り抜きます。
しかし、ここは同志社のGK黒瀬のセーブにあい、ネットを揺らすことができません。
その後も、前半は京産大ペースで試合が進み、セットプレーを起点に相手ゴールに迫りますが、得点を決め切れず、スコアレスで試合を折り返します。
守備の時間が続いた同志社でしたが、後半、反撃に出ます。
後半10分、左サイドを突破した2年・山田がボールを運び、マイナスのクロスを送ると、最後は、野頼。
野頼のシュートはミートせず、枠を外しますが、FWが連携し、好機を演出します。
試合が動いたのは、後半27分でした。
京産大の10番・皿良がボールを受けると、スペースへ抜け出した妹尾へスルーパス。
妹尾がすぐさまクロスをあげると、最後は高川。
「あとは合わせるだけだった」という妹尾の完璧なクロスに、高川がダイビングヘッドでネットを揺らし、京産が先制します。
後半40分、しかし、同志社もこのままでは終われません。
スローインを受けた山田が右サイドを駆け上がると、相手を引き付けながらも、右足を振り抜きます。
難しい角度から、ネットを揺らし、試合を振り出しに戻します。
しかし、後半終了間際、京産大の皿良がボールを奪うと、相手を交わしながらエリア内に侵入、シュートを放ちます。
終盤の劇的な勝ち越しゴールでエースの責務を果たした皿良(さらら)。
これが決勝点となり、京都産業大学が3年連続8回目の優勝、そして天皇杯の切符をつかみ取りました。
【声】京都産業大学 3年 MF 10 皿良立輝 選手(セレッソ大阪U-18)
「うれしいの一言です。
ターンは自分の得意なところ。
相手がカットインを気にして縦のスペースが空いていたのが冷静に見えた。
そこに運んで右足で流すだけだった。
自分はプロに行きたいと思っているし、やれる自信はある。
どの違いを出せるかなど、プロ相手にというよりかはいつも通りのプレーをして、勝利を持ってこれるようにしたい」
【声】京都産業大学 4年 DF 4 小野成夢 主将(愛媛FC U-18出身)
「前半からチャンスがあった中で決め切れなかったが、自分たちにベクトルを向けてチャンスは来るからとハーフタイムに話した。
FWが1本決めてくれたので、うれしいの一言に尽きます。
去年、FC町田ゼルビアに逆転負けしたので、一つでも多く上にコマを進めることと、京都産業大学の名前を広げる。
本当に一つ一つ上を目指すことが目標です」
















