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全国車いす駅伝が3月8日に行われ、全国から集まった19チームが都大路を走り抜けました。
今年も京都からはAとBの2チームが参加しました。
今回は、初めて出場した今岡梨花子選手に注目しました。
【実況】相埜裕樹アナ
「地元の京都Aは用田竹司が走ります。
去年はケガで出場ができず、自宅でこの放送を聞いていました。
チームに対して出られない申し訳なさ、自分に対して走れない悔しさ、寂しさがあったと振り返ります。
天皇盃第37回全国車いす駅伝競走大会、いまスタートが切られました。
19チームの選手たちが、勢いよく低い姿勢で、ハンドリムをたたきながら、スタートしていきました」
京都Aの2区を任されたのは初出場、京丹後市在住の今岡梨花子選手です。
【声】京都Aチーム 今岡梨花子 選手
「フィットネスインストラクターを18年くらいしていた。
夫と一緒にウルトラマラソンを走ったり、体を動かすことは大好きだったが、足が悪くなって落ち込んだりしたこともあったのですが...」
2024年、京都の車いす駅伝チームに出会い、人生が変わったと今岡選手は話します。
【声】京都Aチーム 今岡梨花子 選手
「人生を変えてくれたというか、こんなにも豊かにしてくれた」
今岡選手に試練が訪れます。
1区の用田選手がマシントラブルのため失速し、繰り上げスタートとなってしまったのです。
その後、用田選手は、なんとか1区を完走しました。
この完走タイムを後続のランナーのタイムに加算するため、記録が残らないという最悪の状況は回避できました。
【声】京都Aチーム 用田竹司 選手
「右側の後輪のネジがずれてしまって、車体にあたりスピードが上がらなくなってしまいました。
(去年ケガで欠場)今年も逆にまた迷惑をかけてしまう結果になったので、来年に向けいろんなことをしなければいけない」
人生を変えてくれたチームへの恩返し。
今岡選手は区間5位の走りで、3区のキャプテン中井康彦選手へ心のタスキをつなぎます!
【声】京都Aチーム 今岡梨花子 選手
「(1区の用田選手が)速く来ると思って待機していましたが、トラブルがあったということで、繰り上げスタートでしたが、必死で(用田選手の)悔しさを胸に感じながら走らせていただきました!」
16位で引き継いだ中井選手は5人を抜きます。
そして心のタスキは4区の寒川進選手へ。
アテネ・パラリンピック陸上男子1600メートルリレーで銅メダルを獲得してから22年。
未だに競技への情熱は冷めてはいません。
オリンピアンの寒川選手は意地の走りで11位から8位へ順位を上げました。
アンカーは、去年1区を走った野村光義選手です。
京都Aはレース序盤のトラブルで17位と出遅れまたが、チーム一丸となって巻き返し、見事8位入賞でフィニッシュしました。
前回18位の京都Bチームは、粘りの走りで14位と順位を上げました。
初出場した京都Aチームの今岡選手は、来年を見据えて意気込みます。
【声】京都Aチーム 今岡梨花子 選手
「沿道の声援もすごく追い風になった。
子どもも夫も友達も来てくれて、本当に楽しく走れました。
来年も絶対京都Aチームで走りたい。
リベンジする一員になりたい!」

















