ニュース
女性たちの熱き戦いフットサルです。
第22回全日本女子フットサル選手権大会の京都の決勝戦が、11月30日に宮津市体育館で行われました。
【声】参加した女性選手
「特別支援学校の講師です」
「理学療法士です」
「野菜を競り市で買っています。
Q.今のおすすめは? "えびいも"です!」
「教育大学に通っていて、体育の教員になろうと思っています」
大学生や様々な職業を持つ女性が所属するフットサルチーム「バンブ京都FC1993」は、週に数回、練習を行い、週末は地域リーグの試合を戦っています。
野木選手は、朝早い野菜の仲卸業者として働くチームのムードメーカーです。
【声】バンブ京都FC1993 野木亜希子 選手(野菜の仲卸業者)
「練習の日は夜11時までやっている。
帰宅して、ご飯食べて、ストレッチして、お風呂も浸かって、とやっていると、寝る時間が1時間30分です(笑)」
社会人チーム「フゴウ京都ディベルティード」の小路キャプテンは、学生時代、サッカーの選手でした。
共学になる前の京都精華女子高校(現・京都精華学園高校)2年の時、全国インターハイで準優勝に輝きました。
【声】フゴウ京都ディベルティード 小路葉都紀 主将
「サッカーより"しんどい"です!
攻守の切り替えが激しい。
そこが魅力的だと思う。
仕事も一生懸命やっていてフットサルも一生懸命にやって、すごく時間が経つのが早くて生活に充実感がある」
全日本女子選手権の決勝は、緑のユニフォーム「バンブ京都」と赤のユニフォーム「フゴウ京都」との対戦となりました。
前半1点を先制されたフゴウ京都ですが、普段、助産師として働く堀田のゴールで、すぐさま1対1の同点に追いつきます!
しかし、その後、バンブ京都が市川のゴールで2対1と再び勝ち越すと、木村のシュートも決まり、前半3対1と引き離して、前半を折り返します!
このままでは終われないフゴウ京都は、後半に入ると逆襲に転じます。
渡邉のスルーパスを受けた前川が、豪快にシュートを決め、3対2と1点差に詰め寄ります。
目まぐるしく試合が動くのがフットサルの魅力です!
その後、両チーム、一進一退の攻防のなか1点ずつを取り合います。
サッカーとは違い、ボールがコートの外に出ると時間が止まります。
そのため、試合は劇的な展開を生みます。
4対3と1点を追うフゴウ京都は、試合残り20秒から怒涛の攻撃!
しかし、バンブ京都は、ゴールキーパー森澤のファインセーブでしのぎ切り、3年ぶりの関西大会進出を決めました。
【声】バンブ京都FC1993 GK 森澤杏 選手
「あれだけ体を張ってくれるディフェンス陣がいるからこそ、私の良さも生きていると思う。
失点を3点したが、それを上回る4点を取ってくれるチームメイトは最高です」
試合後、フゴウ京都のストライカー堀田は涙。
【声】フゴウ京都ディベルティード 堀田佑希乃 選手
「やはり相手も体を張ってしっかり戦ってきたので、そこはリスペクトして・・・
仕方がない悔しいですが」
勝利したバンブ京都FC1993は、北海道で行われる全国大会を目指して、来年1月に行われる関西大会に出場します。

















