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明治神宮大会大学の部・決勝 10年ぶり出場の立命館大は初優勝ならず!

2025年11月21日 18:00

11月19日、大学4年間の集大成となる明治神宮大会の決勝戦が行われ、関西第2代表として出場した立命館大学が初優勝をかけて挑みました。
10年ぶりに明治神宮大会出場を果たした立命館大学。
準々決勝で優勝候補の明治大学を延長タイブレークの末に勝利、準決勝の名城大学戦では1点を守り切り、初の決勝の舞台に駒を進めました。
決勝の相手は大会連覇をねらう青山学院大学です。
立命館の先発は、秋のリーグ戦では最優秀投手のタイトルを獲得した4年の遠藤翔海です。
1回表、1アウト2塁で立命館ピンチの場面、打席には横浜DeNAドラフト1位の青山学院・小田を迎えます。
ここを空振り三振、続くバッターも打ち取り、得点を許しません。
青山学院の先発は、中日ドラフト1位、エースの中西聖輝です。
プロでも即戦力として期待される中西を前に立命館は、1回に3者連続三振に倒れると、その後も打線を完全に封じられ、5回までヒットを放つことができません。
6回表、ここまで無失点の立命館先発・遠藤ですが、1アウト3塁・2塁とされ、相手の4番・渡部に痛恨の3ランホームランを浴びます。
7回から立命館は、1回戦で53年ぶりの大会記録更新となる1試合10連続奪三振の3年・有馬伽久がマウンドに立ちます。
自分のピッチングで流れを変えたかったと話した有馬ですが、フォアボールとワイルドピッチで自らピンチを招くと、1,2塁間を破るヒットを打たれ、追加点を許します。
何とか反撃の糸口をつかみたい立命館打線は、8回ウラ、7番・西野がライト線にしぶとく落ちるツーベースヒットを放ち得点のチャンスを迎えます。
しかし、後続が倒れ、青山学院の中西から得点を奪えません。
立命館から1試合17奪三振の圧巻のピッチングをみせた中西。
青山学院が史上6校目となる連覇を果たしました。
立命館は、初優勝とはならなかったものの、10年ぶりの秋リーグ優勝から快進撃を続けました。

【声】立命館大学 遠藤翔海投手
「僕たちが入学してからは、史上初のリーグ最下位や10連敗を経験してきたが、その分僕たちの代で日本一を取ろうとやってきたのでとても良い4年間だったと思う」

来シーズンはエースとしての活躍される3年・有馬、青山学院の歓喜の輪をじっとベンチから見つめていました。

【声】立命館大学 有馬伽久投手
「4年生ともう一回マウンドで集まって、笑って終わりたかったが、この悔しい気持ちを忘れずに来年絶対に戻って来て、日本一を取りたい」

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