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京都・南座の「吉例顔見世興行」前に 大入り願い「まねき書き」

2025年11月7日 18:00

来月1日に初日を迎える京都南座の「吉例顔見世興行」を前に、出演する役者の名前を看板に書き込む「まねき書き」が行われています。

京都市左京区の妙傳寺では、書家の川端清波さんが、長さおよそ1メートル80センチ、幅およそ30センチのヒノキの板に字に艶が出るようにと日本酒を注いだ墨を使い、「勘亭流」と呼ばれる独特の書体で、看板いっぱいに筆を走らせました。ことしの顔見世は、八代目尾上菊五郎さんと、六代目菊之助さん親子の襲名披露も重なります。川端さんは、人間国宝の片岡仁左衛門さんをはじめとする出演俳優の名前およそ60枚を書き上げる予定です。

【書家 川端清波さんの声】
「肉太に太く丸く、円満に滞りなくという願いを込めました」

まねき看板は今月26日に南座の正面に掲げられ、顏見世興行は、来月1日から25日まで京都の師走を彩ります。

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