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ウインターカップバスケットボール4連覇へ!女子・京都精華学園高校

2025年11月3日 18:15

年末に行われる高校バスケットボールのウインターカップ出場をかけ、京都では熱い戦いが繰り広げられました。
現在、ウインターカップ3連覇中の女子・京都精華学園は、夏のインターハイではまさかのベスト8敗退となりました。
悔しさを乗り越え挑んだ今大会、チームの大きな成長を感じる一戦となりました。
4連覇が叶わなかった夏の敗退から3か月、京都精華学園は悔しい思いを糧に一から出直し、ハードな練習をこなしてきました。

【声】京都精華学園高校 坂口美果キャプテン
「インターハイで負けを経験して、自分たちに足りない部分を得られた。
負けた後はチーム一丸となって練習に取り組めたし、本当に厳しい練習を乗り越えてきた。
その経験があった分、一致団結して試合に臨みたい」

ウインターカップには、6月の近畿大会で京都精華が優勝したことから、京都は1枠増え、2校が出場できます。
11月3日の試合では、両校がすでに出場を決めていましたが、京都精華にとっては毎回しのぎを削る両洋相手に、どれだけ自分たちのスタイルを貫けるか試す大事な一戦です。
しかし、前半はなかなか京都精華らしいバスケットをすることができません。
身長188センチの15番・ムクナ・リヤが、インサイドの強さを生かし得点するなど、徐々にリードを広げるものの、流れをつかむには至りません。
ハーフタイムに山本綱吉ヘッドコーチから、「もう一度ディフェンス・ルーズ・リバウンドを徹底するように」と指示を受けた後半、6番・3年の石渡が激しいディフェンスでボールを奪うと、リヤにつなげます。
さらに10番・ガードの吉田がオフェンスリバウンドで得点すると、ルーズボールでも粘りをみせます。
インターハイではガード陣が相ついで怪我をし、敗れた日本航空北海道戦では吉田は一人でフル出場しましたが敗れました。

【声】京都精華学園高校 吉田ひかり選手
「インターハイでまだまだ足りない部分を痛感して、ガードが少なくて負けたという言い訳をしたくないので、夏はシュート・ドリブルの練習をしたり、自分が視野を広げていいパスをできるように常に試合のことを考えてやってきました」

吉田は4日前までインフルエンザで休んでいたものの、これまでのトレーニング成果をいかんなく発揮し、試合終了の2分前までコートに立ち、2年生ながら攻守にわたり活躍をみせました。
10年連続15回目の優勝を飾った京都精華。
ウインターカップ4連覇へ向け、弾みをつけました。

【声】京都精華学園高校 吉田ひかり選手
「足が動かなくなるまで走ることを意識しないと、最後の最後で負けてしまうチームになるので、きょうはちゃんと最後までディフェンスしようと思ってできたので良かったです。
試合始まる前から"ディフェンス・ルーズ・リバウンドの徹底"と言われていたが、自分たちがオフェンスに走ってしまって得点に頼ってしまったので、言われてからしかできないようではこれからの大会勝っていくことはできないので、言われる前からしっかりディフェンスから入れるチームになりたいと思います」

【声】京都精華学園高校 坂口美果キャプテン
「今まで練習してきたことを全力で発揮できたかと言えば、まだまだ足りていない部分が多いし、ウインターカップではインターハイでベスト8という悔しい経験を次に生かしてウインターカップでは優勝目指したい」

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