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宇治市の京都芸術高校で生徒たちの日ごろの創作活動の成果を披露する文化祭=黎明祭が2日から始まりました。ことしの黎明祭では、全校生徒395人のみずみずしい感性あふれるおよそ2,000点が校内に並びました。特に3年生にとっては卒業制作展も兼ねていて、学びの集大成ともいえる作品は見ごたえがあります。なかでも立体造形コースの太田暁琉さんの作品「生命へのrebellion」は竹をリサイクルして巨大な鹿を作り上げていて、神の使いと言われる鹿に循環や輪廻転生といった意味を込めたということです。また絵画コースの山本珠生さんの作品「本質」は、ガラスブロックに映る自分を描いていて、歪んで見える自分の姿こそ人間の本質という着眼点に感心させられます。なお3年生の作品は12月2日から京都市京セラ美術館で一般公開されます。



    












